カテゴリー「12.仕事」の39件の記事

2017年3月 2日 (木)

生まれる前から、職業を決めてきた人、そうでない人。

職業についてのご相談で、「自分にぴったりの、これだ!と言えるような職業に就きたい思いがあるが、どんなことが該当するかが見つけられずに困っている」、というものがあります。

そういう悩みをもつ方は、「生まれてくる前に、たましいが、今回の人生でこれをしよう!と決めてきたものがあるはずなのに、自分はまだそれを発見できていないのがもどかしい」と思っていたり、

または、「まだ、そのことに気づく時期ではないため見つけられず、もっと先の時期になったら見つかるのだろうか?ならば、気づく時期に向かって、今のうちにやっておけることを知っておきたい」という思いだったり。

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自分が決めてきたものや、自分合っているものに早く気づいて、その道へ進んでいきたいという意欲的な思いからのご相談なのですが、

しかし、「これだ!というひとつを決めて生まれてきた人」と、「ひとつに限定しないという決め方で生まれてきた人」がいるのです(^_^)。


(1)とても狭い範囲で、この職業につくと決めてきたケース。

(2)だいたいの方向性のみ決めてきたケース。

(3)広い範囲の可能性をもち、ひとつに限定していないケース。


大きくわけると、上記のようになります。

もちろん、くっきりと3つにわかれるのではなく、(1)と(2)の間、(2)と(3)の間にはグラデーションがあります。

(1)に該当する人は、あまり迷いなくその道に進みます。しかし、必ずしも、自分が心からやりたいと感情面で思える道ではないかもしれません。たましいが望んでいることと、表面的な自分の感情は別だからです。しかしいずれにしても、そちらの道へと決めて生まれたのであれば、自発的にその道に進むか、または、その道へと自然に向かわされていくようになるでしょう。

ということは、「何がいいのか迷う」「どれが該当するのかわからない」という状況になっている時点で、その人は(1)パターンの人ではないということ、つまり「明確にこれ!という決め方をしてきていない」ということです。

つまり、冒頭に書いたような迷いになっている、という時点で、「ひとつに限定しない決め方を選んできた人」なのです(^_^)。

こうした差には優劣はありません。

それぞれに、ふさわしい形式を選んできているだけなのです。

ひとつに限定することが学びにふさわしい人はそうしているし、限定しない形式が今回の人生にふさわしい人はそうして生まれてきている、ということです。

広い可能性をもった人が、「ひとつに決まっている人と、同じような形で、自分にも決まったものが存在しているはず」と思い込んでしまうと、迷路にはまり込みます(^_^;)。自分に合わない迷路の中で、自分に合うものを探していることになってしまいますね。

コレ!とひとつに決まっていないということは、確かに迷いを生みます。

しかし、「決まっていないから、自分が決められる」、「可能性という範囲の中で、選んだり、また変えたりと柔軟に動いていける」というメリットもあります(^_^)。

自分が選んで決めていくという、プロセスも含めての学びだということです。

コレというものがあるはず、というとらわれから抜けて、「自分が選んで、作り上げていくことで、決まっていく」のだという意識に、切り換えてみてください。

そして、「何かがあるはず探し」に時間を費やしてしまったことは心配しなくて大丈夫です。なぜなら、そうしたプロセスも、自分を知って、選んで、作っていくことに、繋がって役立っていくからです(^_^)。

過去の経験をすべていかして、自分が、自分の進む道を選んでいくこと、作っていくことが学びだという意識の切り換えをしてみてください。

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2017年2月22日 (水)

仕事の経験年数が増えることで、飽きたり、迷ったりという、いろいろがでてくる。

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仕事をして、10年くらいかまたはそれ以上の経験が重なると、ちょっと「今までと何かが違ってきてしまう」ことから、停滞感がでてくることがあります。

通常は、経験が多くなるほど、技術がうまくなったり、進めていく際のポイントがわかったりして、優位性がでてくるイメージがありますよね。そういう部分ももちろんあるのだけれど(^_^)、そうでない部分もでてきて・・・、

うまくいかないわけではないが、「何かしっくりこない感覚」、「何かが違っているような感覚」になり、仕事への意欲が薄れてしまったり。

そうなるのは、「自分だけの原因」と、「自分と相手との関係性による原因」とが考えられます。


|自分に関する変化。

自分だけの理由とは、まず単純に「長く続けたことで、飽きてしまう」ことが考えられます。仕事そのものについても、会社についても、世の中の構造についても、知識と経験が増えてくるにしたがって、わかることが増えていき、わからないことが減っていきます。「このように働きかければ、結果はだいたいこんなふうになる」ということが想像できてしまうので、新鮮さがなくなります。

そしてもうひとつ、こちらは女性に多いですが、体力や気力の低下です。昨日と今日の差や、今年と昨年の差は小さいため、日々の連続性の中にいると自分の変化に気づきにくいですが、やはり年齢とともに、疲れやすくなったり、記憶力が下がったりします。そうすると、仕事が嫌なわけでも、会社に不満があるわけでもなくても、仕事そのものに対する緊張感や、自分の思い入れも下がってしまう現象が起こります。


|自分と相手との、関係性の変化。

仕事上の人間関係の構図が変わっていくために、やらなければならないことが変わったり増えたりして、それに自分がはまっていくことに難しさがでてくることがあります。

ご相談をいただく中で、とても多いのが、「上司との年齢差が小さくなることで、昔のようにいかない」というストレスを抱えるケースです。新人の頃には、とても上司に可愛がられた人が多く、なぜ前のようにうまくいかないのだろう?何も自分は変わっていないのに?と、理由がわからなくてご相談をいただくのですが、その理由は年齢差にあります。このケースに当てはまる方は、親子くらいの年齢差がある上司とうまくやっていくことが得意なのです。そのため、上司との年齢が近くなることで、以前の優位性がいかされなくなります。

他にも、中堅の位置になることで、仕事の全体像をつかみにくくなることもあるようです。新人の頃は、上司の補佐的な業務をすることで、上司が担当している内容などから会社の全体像を「知っていく」こともありますよね。中堅になると、任される役割が変わっていき、既にある知識がいかされるかわりに、新しい「今の動き」の情報から遠ざかってしまうことも部署によってはでてきたりもするでしょう。

個人で行う自営業の仕事であれば、経験とともに以前からのお客さんの年齢も上がっていきますから、自分が提供しているサービスと、求められるものが一致しなくなることもあります。お客さんが入れ替わることで、常に新しいお客さんとの信頼を一から作らなければならなくなったり、または、そうした切り替わりの変化がスムーズにいかなくて負担が大きくなるケースもあります。


|経験が増えていくことで、得られているメリットもある

このように、新人の頃には思ってもみない、経験が増えたからこそ気づく問題というのが、常に発生してきます。経験が増えていることの優位性も勿論あるけれど、新たな問題のほうが負担が大きかったりして笑、なかなか楽にならないものですが(^_^;)・・・。

しかし、だからこその学びでもありますので、人生というのは変化の連続で、どの瞬間にも「いろいろ」あるのが当然という、そうした受け止め方も必要なことだと思います。

そして、どんな場合でも、「うまくいかないことは目立ちやすく、わかりやすい」ですから、そちらばかり目立ってしまうだけ、ということもわかっておきましょう。変わらずうまくいっていることや、前よりうまく行くようになったことも、ちゃんと存在してはずですから(^_^)。

経験がある今だからこそ得られている点を、改めて探してみると、心の中のバランスがとられていくと思います。


|いつかはまた、今の状態からも変化していく。

上記のようなことは、多かれ少なかれ、誰にでも起こることです。この世には時間というしくみがありますから、ずっと同じままにはなりませんからね。

そして、だからこそ、しっくりこない気持ちも、前のようにはスムーズではないという事実も、時間とともに、また別のものへ置き換わっていきます。

人生の先輩達も、自分と同じようにそうしたいろいろを超えて、今に至っていると思えば、それが、今後の希望になり指針にもなるのではないでしょうか。

これまで人生を進めてきた自分を信じて、そして、先輩達の背中を見つめて、できることを重ねていくことで、自分が進むこれからの道を作っていけると思います。

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2016年11月17日 (木)

仕事の悩みは、「仕事場の、人間関係の悩み」かもしれない。

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仕事を持っている方は、仕事に関する「思い通りにいかない悩み」を、少しくらいはもっているものではないでしょうか。

一日の時間の大部分を費やすので、「そのこと」を考える時間も多くなるため、小さいこともクローズアップされやすいですし、金銭が関わることは「わかりやすい」ので、いろんな事柄のうち、仕事に関連することは、自分の中で「悩みとして認識されやすい」というのもありますね(^_^;)。

しかし、「仕事に関する、思い通りにいかない悩み」を改めて眺めてみると、「仕事そのもの」というよりも、「仕事場の人間関係」が原因となっているケースがみられます。

仕事の悩みと、仕事の人間関係の悩みは、同じ場所で起こることではありますが、内容は違いますから、ここはきちんとわけてとらえるほうがいいですね。

これをまとめて「仕事の悩み」という大枠にしてしまうと、細部に意識の焦点があたらないので、解決しにくい悩み方(^_^;)になってしまいます。


 ・業務がうまくいかないが、人間関係は問題ない

 ・業務はうまくいっているが、人間関係に問題がある

 ・業務も人間関係も、どちらも問題がある


この3種類を比べると、かなり違いがありますよね。どこに問題があるかによって、考えるべきポイントが変わります。そして、解決できるのか、そうでないのかという具体的な思考が進めやすくなります(^_^)。

大枠で「仕事の悩み」と思っていても、細かく考えてみれば、実は「人間関係の悩み」であることは多いです。

このポイントを絞って考えると、たとえば転職するにしても、「次はどうしたらいいか」を考えるときの判断材料として役立ちます。

私の知っている事例でいうと、「大勢が同じ環境で、一緒の仕事をする」という形式の職場で、まるで学校のノリのような人間関係が耐えられないという方が、「少人数で、かつ一対一で仕事をするような業種の会社」に転職した方がいました。人間関係が少ないので、ストレスが減ったとのことです。

また、別の例では、「社員の中に、派遣がじぶんひとりだけ」という環境で、人間関係の距離感が難しくて、どう振る舞っていいかわからずストレスだったので、次は「派遣が複数いる環境」の会社を選んだら、馴染みやすくてちょうどいいという方もいました。

規模の大きい会社なら、部署の異動のときに、希望を出せることもありますよね。そういうときにも、状況と自分の分析をしていれば、自分をいかしやすい部署への希望を出すこともできます。・・・ただし、自分の希望どおりにならないことも多々あるのが会社組織というものではありますが(^_^;)。

自分で選べることと、そうでないことがありますから、悩みを分析して把握しても、そのことが解決に直結することばかりではないです。けれど、ただたんとなく「大きなかたまり」のような悩み方をしているよりは、「自分が、悩みの内容をわかっておくことが、助けになることは多いのではないかな、と思います。

「仕事が自分にあわない!」と悩んでいたものの、よく考えてみたら、「ある人との関係がストレスになっているだけで、仕事そのものは条件もいいし楽しさもある」と気づいて(^_^)、「その相手を避けたいからと、この仕事を手放したらもったいない」と、そのままきりかえて頑張っている方も知っています。

「わかる」と、それなりに、いろんな方法がとれたり、考え方を変えることで、悩みそのものはゼロにはできなくても、なんとかやっていく意識の持ち方ができるようになったりします。仕事そのものの悩みなのか、人間関係の悩みなのか(意外と、こちらの悩みが多いものです)、改めて考えてみると、新たな気づきが得られるかもしれまんね(^_^)。

 

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2016年5月30日 (月)

「好きなことを仕事にできるか?」は、「得意なこと」によります。

「好きなことを仕事にして、楽しく輝こう!」という考え方と、「好きなことを仕事にしたら、うまくいかない」、という考え方があります。

ここでの「仕事」の定義は、趣味の延長で楽しめれば満足というのは除いて、金銭面で生活の手段として成立させていく目的の仕事の場合です。


|好きなことを仕事にできるのか、そうではないのか。 

これは、答えは「その人の得意なこと」により変わります。「その人が好きなことと、得意なこと」が同じであるか、違っているかです。

得意なこととは、「成果を出しやすいこと」です。上手にできて評価されることや、成績をだせるようなこと、他の人よりも早くできること、などです。

「好きなことを仕事にできた」という人は、その人がたまたま「好きなことと、得意なことが同じだった人」なのでしょう。だからそれは、好きなことを仕事にできた・・・というよりは、「得意で仕事にできるようなことが、自分の好きなことだった」のでしょう。

「好きなことでは、仕事としてうまくいかない」という主張は、「好きなこと」と「得意なこと」が揃っていない人にとっては当てはまります。

仕事は、相手から対価をいただく以上、相手のニーズにこたえてこそで、成果がだせることが前提ですよね。 好きというのは自分の「思い」であり、成果を出せるというのは「事実」です。お客さんが、自分のオーダー通りの作品をつくってもらっていないのに、「でも、この店員さんはこの仕事が好きでがんばっているから、お金を払うわ」とはならないですからね(^^;)。

好きなことと、得意なことが、同じであるか違っているかは、かなりの部分で「うまれもった性質」が関連しています

違っている人からすると、同じである人をうらやましくなりますが、備えているものが違うのですから、切り換えて、自分をいかす道を選んでいくほうがいいと思います。

仕事について、好きなことを仕事にできるのか、それともできないのか、という点をぐるぐる考えて時間を費やすのはもったない!

それよりも、「自分の得意で、仕事として成立していけることは何か」という点を考えるほうがいいのです。どちらにしても「そこ」がクリアされないと仕事が成立していかないのだから、好きであるかどうかを先に考えるのではなく、そちらは後で分析しましょう。

得意で成果がだせることが、自分の好きなことに近い人は、楽しんで仕事ができるから幸せですね。

得意なことと、好きなことが違っている人は、気持ちの上で苦しさはでてくるかもしれないけれど、こちらのタイプは、「幅広くいろんなことができる」人が多いので、そういう部分にメリットがあります。

ふたつに「差がある」とは、それだけ「幅がある」とも言えるので(^_^)、ひとつに特化したスペシャリスト的な成果にはならなくても、「あれもできて、これもできるというマルチな活躍ができる」可能性もあります。

金銭をえるための仕事と考えていくなら、「事実」をベースにしていくことが現実的です。得意である、成果をだいやすいというのは事実です。好きだ、やりたい、というのは「内的な思い」です。そこをわけていくことです。


|自分がどちらに当てはまるか。

好きと得意が揃っている人は、もともとあまり悩みませんね。悩んで考えてしまうなら、違っている可能性が高いです(しかし、自分をわかっていないだけとか、自己分析と事実が違っている、という可能性もあるので絶対ではないです)。

もしも、自分は好きと得意が違っているという場合、揃っている人の成功パターン(が、一般的に「成功できる方法」的に話題になりますが)を取り入れても・・・うまくはまらないのです(^^;)。

自分の実際のところをベースにして、その上で「ふさわしい方法」をあてはめていくことが大切だと思います。



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2015年12月 6日 (日)

「ものごとの成果」と、「それが評価されること」は別。

特にお仕事上で。きちんと成果を出しているのに、なかなか評価されないので、どうしたらいいのかわからず悩んだり、不満を募らせてしまうことがあると思います。

それは、「成果を出せば、評価されるはず」という前提があるからですよね。

それなのに、前提のとおりにならないので「なぜ成果を出しているのに、評価に繋がらないのか?」という疑問になり悩みがつくられてしまいます。

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そうなる理由は、「実際のところは、成果と評価は比例しない」からです。もちろん、まったくの無関係ではないですが、自分が思っているほどには比例していない「別物」なんですよね。

成果を出せば評価されるという構図が、顕著にあらわれているのは「学校(の成績)」です。高い成績がそのまま評価になります。

けれども、仕事場は学校ではないし、会社の上司は学校の先生とは違います。

学校からすると、言うなれば生徒は「お客さん」ですが、会社にとって社員はお客さんではありません。学校はお金を払って学ぶけれども、会社は自分がお金をいただいて働くところです。

学校の先生は、評価をすることも仕事ですよね、学校とはそういう場所なので。けれど会社は、自分が会社の利益に寄与することが当たり前であり(そうしてお金をいただいている)、学校と違って、必ず評価が伴う場所ではないですから、「成果を出しているはずなのに、思っているほどの評価をうけない」という場合もあるのです。

実は、学校で「優等生」だった方ほど、こうした思い込みで自分を苦しくしてしまうことがあります(^^;)

学校の成績は、数字の順そのままが基本であって、先生の個人的な好みで国語の成績よりも体育の成績のほうを重視して評価する、というようにはいきませんが、会社の成績は、見た目の数字には表れない部分もふくめた評価になっていたり、評価する側の個人的な好みが反映されたりもします。つまり、評価にも人間関係が複雑に関連してくる場合があります。

もちろん、仕事でも成果は大切だけれども、それ「だけ」では評価に繋がらない(ことも多々ある)のが学校の成績とは違うところです。

「成果を出しているのに、評価に繋がっていない」のならば、評価のために必要な要素に「成果以外の何かが、別にある」ということです。その「何か」を考えてみてください。

このパターンにはまって迷っている方が、一番「やってしまう」ことは、「これではまだ十分でないのだろう。もっと高い成果を出せばきっと評価される」と、ますます成果「のみ」に向かって突っ走ってしまうことです。

押しても開かない扉を、もっと強い力で押して開けようとするより、ちょっと発想の転換をして引いてみたら意外と簡単に開いたりするものです。柔軟な考え方と、広く全体を見渡す視野でとらえてみてください。

成果が十分に出せているなら、「別の何か」をほんの少しプラスすれば、その効果たるや絶大となりますよ。成果が無意味ということではないのです。それを「いかすための、やり方」を見つけていくことが仕事における学びです。

(↓電子書籍を出しました(^o^))




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2015年9月15日 (火)

頭の中の素晴らしいアイデアを、形にするための考え方。

頭の中にある、創造的なアイデアは、どれも「頭の中にあるうちは、素晴らしい」のですが、それを現実の形として表現することはとても難しいです。

「実際、形にしてみたら、思っていたほどの独自性がない普通のものになってしまった」、という経験は、クリエイティブな趣味や仕事をお持ちの方なら何度も経験していることですよね、きっと。

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アイデアの広がりは無限だけれども、現実の行動や作業は有限なので、着想を形に表現しきれないことは多々あるように思います。

それでも何度も何度もやってみて、繰り返す中で、うまく形にしていくための必要なコツがわかったり、逆に、いらない要素を省いたらいいと気づいたりして、だんだんと出力の仕方が上手になっていくのではないでしょうか。そこまで継続して頑張れるということも発想力とは別の種類の才能なのだろうと思います。

発想力、着想力と、それを形にしていく表現力は、別の才能なのでしょうね。前者はどちらかといえば生まれ持ったセンスの度合いが大きく、後者についてはどちらかといえばスキル、技法でもあると思います。現実的かつ具体的な作業の経験値や、それに結びつける応用力などが関係してくると思います。

「創作作業が思うようにいかないのは、なぜか?」という相談をうけることがときどきありますが、ほとんどは、アイデアはよくても、それを具体的にあらわしていくアプトプットの技量がアイデアの大きさに追いついていないことが多いようです。

表現していく方法や技法や、その点の自分の力量について改めて考えてみることにはメリットが大きいと思います。

また、中には、技法はそのままで表現の場をかえることや、技法はそのままで出力の仕方を変えることで、うまくいくケースもあります。

ある専門職の方が、小さいお子さん向けの職場でお仕事をしていて思うような成果になっていなかったようなのですが、大人向けの職場に変わったところ、以前よりも専門性は少し薄れたけれども、アイデアがうまくはまっていくようになりストレスがなく仕事がまわっていくようになった、というケースがありました。これは場を変えたケースです。

以前テレビで、安全地帯の玉置さんが、バンドとしてはロックをやりたかったので、求められたニューミュージック系は本意ではなかったけれど、結果としてそれで売れて人気になったことで、活動しやすくなって、後になってみればそれはよかったと思う、というようなことをおっしゃっていました。こちらは、出力の仕方を変えたケースですね。

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2014年4月 7日 (月)

自営で仕事をスタートさせる際の、優位性があるか。

自分で事業をしたい、雇われない形で働きたいという夢をお持ちの方はたくさんいらっしゃると思います。

実現するための方法や道程は、人の数だけ違いがありますので、必ずしも他人の通ってきた道程が参考になるとは限りませんが、しかし、まったく参考とするものがないよりはいくらかでも役立つかもしれませんので(^^)、私のケースと、私の従姉妹のケースを書いてみたいと思います。

私は、2008年にサロンを構えて、この仕事をスタートさせました。

自営業は、「未経験の新しいことをスタートさせる場合」と、「前職で雇われて働いていた業種を、独立して自分でやっていく場合」との、主に2種類となると思いますが、私の場合は「未経験からのスタート」となります。

なぜなら、このような相談業は、雇われて働く機会を得ることは難しいので、仕事にしていく時点で、イコール自営となってしまうためです。

スタートさせて数年間、雇われて働くのとはまったく別の大変さを山ほども経験しました。大変なのは今も変わらずいろいろありますが、当初は本当に大変で・・・よくここまでやってこられたと不思議に思うことすらあります(^^;)。

それでも、なんとかここまで続けてくることができたのは、「親が商売をしているから」という点が大きかったと思います。

子供の頃から親の様子をみていますから、自分で仕事をすることの変さも分かっていましたので、夢いっぱいで現実が見えない状態にはならなくて済みます。

相談業での経験がゼロからのスタートでも、自営業とはどういうものかという知識や経験がいくらかはあって、そこはプラスの状態からスタートできたという優位性が私を支えてくれていたと思っています。

自分仕事をやっていく際には、提供する商品だとかサービスだとかの内容や質の高さのほうだけに、意識が向きがちになりますが、「良い商品を作ること」と、「それを売って経営を成立させること」の、両方の考え方や行動が必要となります。

私は、後者の知識や経験が親の仕事を通していくらか身についていたので、前者のほうに意識を大部分集中させることができて、なんとかここまでやってくることができました。

私の従姉妹の話を書きます。

昨年、十数年ぶりに、従姉妹のSさんと会う機会がありました。子供の頃は大変に可愛がってもらいましたが、ちょっと年齢がはなれているため、大人になるにつれて会う機会がほとんどなくなっていき、本当に久しぶりの再開でした。

Sさんは若いころから大変にキレイな人でした。20代で結婚して、出産して、おそらく20代のうちに離婚して・・・、その後、エステで働いているところまでは聞いていました。

それからほとんど交流がないままの十数年でしたが、今は、エステサロンを経営しているそうです。

どんな業種でも経営というのは大変だけれど、Sさんは今でもキレイで彼女の雰囲気とエステは合っているな~と思いながら、話を聞いていました。

私の場合は、「未経験のことを新たにスタートする」形でしたが、従姉妹の場合は「前職で経験済みのことを、独立して自分が行う」形ですね。

私は、相談業を仕事とした経験がゼロでも、自営業をわかっていたので、仕事の内容のほうにかなりの比重で意識を注ぐことができました。

従姉妹のSさんは、エステの技能については経験済みなので、おそらく、私とは逆に、経営のほうを努力する比率が高かったのではないかと推察します。(そこまで踏み込んで伺うことは、従姉妹といえどもできませんので想像ですが(^^))。

「商品やサービスの内容や質」と、「それを提供して金銭を得るという経営的なこと」と、少なくともどちらか一方が経験済みであれば、もう一方に労力を注ぐ比重を高くすることができます

もちろん、誰でも最初は未経験であり素人なのですから、長い目でみて両方の経験を重ねていくことも可能であり、そうした経験から学びをえることもあるでしょうし、そうしたパターンがあう人もいるでしょう。

けれど、両方をゼロから積み上げるには、かなり時間も掛かるでしょうし、やってみて分かる大変さも想像以上に出てくることは踏まえておくほうがいいかもしれません。

夢を追うことはとても素晴らしい、キラキラしたエネルギーで満ちていく行為です。

しかし、だからこそ、ちゃんとその夢が現実と重なっていくように、必要な知識や考え方も取り入れながら頑張っていただきたいと思うのです。

実際のところは、「やってみないとわからない」もので、経験してみてやっと分かることってたくさんあります(私も、実際そうでした(^^;))。

それでも、事前にいくらかでも知っておくのと、そうでないのとでは、優位性がまったく違ってきます。

特に、両方の要素がゼロからのスタートになる方は、「そのことを仕事として成立させるために、具体的にどのくらいの時間を掛けるつもりなのか」という観点からも考えてみるといいですね。

若いうちは時間がたくさんあることが財産で、大人は経験とそこから培われた知恵という財産があります。大人は、時間という限りのあるものを、何に対して費やしていくかを事前に考えられますし、考えていくほうが適していると私は(経験上、そのように思います。

何を選ぶかは自分が決めることであり、こうすればうまくいくという絶対のルールはありませんが、「経験済みのことは、経験したというアドバンテージを生む」とは言えると思うので、活かせるものを活かしていくという、「ひとつの考え方」として、参考にしていただければと思います。

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2013年4月28日 (日)

「得意なこと」と、「価値を金銭に換えやすいこと」は、一致しない場合もある。

自分の得意なことや、備わっている資質を把握して、それを活かした仕事をしたいので、自分について、教えてください、という主旨のご相談をいただくことがあります。

または、自分の資質を活かした仕事をしたいが、具体的にどんな仕事についたらいいのか教えてほしい、というご相談も、よくあります。

お気持ちは分からないではないですが・・・、しかし、どちらも、答えが難しいご質問です(^^;)。

なぜなら、そういう考え方をしている、という時点で、根本的な思い違いをしていることが多いからです。

上記のような考え方をしている人の大部分は、「自分の出来ることの中で、もっとも得意な要素、優れたパフォーマンスが発揮できることを、仕事にしていけば、うまくいくはず」という思い込みを持っています。

そういうケースも中にはあるかもしれませんが、通常、得意なこと、優れたことと、「仕事として成り立ちやすいこと」つまり「金銭を得ることに結びつけやすい要素」とは、一致しないことのほうが、多いのではないでしょうか。

たとえば、とっても歌が上手い人がいるとしても、歌で生計を立てていくことはそう簡単にはできませんよね。一般的に、芸術の分野は、それを専業にして成り立たせていくことは、本当に難しいことだと思います。

プロのスポーツの選手でも、全国から有数の選手が集められて、皆、すばらしい才能を発揮していても、成績を出し続けていくことが出来るのは、そのうちのほんの一握り、一度はプロになるような才能をもっていても、長くそれを仕事としてやっていけるとは限らないことを示している、もっともわかりやすい例だと思います。

例えば、私自身は、とても手先が器用ですが、この器用さを活かした仕事につこうとしても、器用さ「だけ」で成り立つ仕事って、あまり存在しないと思いますし、私以上に器用な人もたくさんいるでしょうし、このことを前面にだして仕事に結びつけることは、無理があるように思います。

それよりも、事務作業などのほうが、労力を金銭に変えやすいですから、仕事として現実味があると思いますし、実際に、そのような仕事を経験してきました。その仕事の中で、手先の器用さが活かされる場面はたくさんありましたし、有利になったこともありました。

けれど、それは、事務作業における、プラスアルファとして活かされたのであり、もしも、私が、「手先の器用さを活かして、それを前面にだすような、ちょっと一般的ではない変わった分野の仕事をしたい」、と思ったとしても、現実的に、そういうニーズを見つけることは、おそらくできなかったと思います。

得意なことを、活かして仕事をする、という考え方は、大切だと思います。しかし、得意であれば、何でも仕事に結びつくわけではないので・・・、得意なことが、いろいろある中で、「仕事に結びつけやすいもの」「労力を、金銭に換えやすいもの」はどれか、という、一歩進めた考え方が必要ではないでしょうか。

これは、「自分の得意なことを、仕事に結びつけたい」という思いを持っている人に対しての、アドバイスです。そういう考え方をあまりしていなくて、今までの自分の経歴から、やってきたこと、出来ることを考えて、次の仕事を選んでいくという姿勢でも、もちろんいいと思いますし、正直、そちらのほうがずっと、「生活の手段としての仕事」を考えるにあたり、現実的だと思います。

出来ることを選んで行っていく中で、得意なことに関わる場面、資質が発揮されて評価してもらえる場面が、自然に巡って来るケースもありますからね。過去の私は、そうでした。

この記事の内容は、あくまで、「自分の得意なことを、仕事に結びつけたい」という前提で仕事を考えるタイプの人に向けたもの、であり、すべての人に、このように考えるほうがいい、と、勧めるものではないです。そこは、人によるのでケースバイケースだと思います。

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2012年9月17日 (月)

仕事は、ひとりでやるものではない。

会社の中で仕事をしていく、というのは、「組織」として仕事をしていく、ということです。自分の担当業務が、たまたま、個人で行うものだったとしても、ひとりだけで会社を回しているのではない以上、自分は組織の一員であるという認識を持つことは大事です。

この世の物事や出来事というのは、目に見えないエネルギーの作用がさまざまに関わりをもっています。表面だけではない、いろんな兼ね合いがあるわけです。たとえば、同じ要素のあるものが引き合うという、「波長の法則」のように。

組織として仕事を行う以上は、エネルギーレベルで同調したり、感化したりという、作用を「与え合う」「受け合う」わけで、仮に、自分の業務形態が、他の社員との繋がりが薄い形態のものだったとしても、自分ひとりだけの、自己完結というのは、あり得ません。

現実的な関わりはどうあれ、見えない部分も含めてとらえていくなら、仕事とは「そういうもの」だと思って、他の社員たちとの良い関係、風通しのよいコミュニケーションを築くように心掛けるほうが望ましいです。

仕事が上手くいかない、社内での自分の立場が不安定、特定の人との関係に問題がある、という相談のうちの、少なくない比率で、「自分のやるべき仕事はきちんとしているのに、なぜ、このような問題が出てくるのか分からない」と、認識しているケースがあります。

そして多くの場合、「(自分はきちんとしているのだから)相手が悪い。相手に問題がある」と、とらえていることが多いです。

それは、たとえば、提出すべき書類をきちんと出している、与えられた業務を遂行している、とかの、担当業務の達成度だけが「仕事」で、それ以外は仕事には不必要と、思っていることから起こる、認識の違いです。

そして、そういう人の多くは、人間関係を作っていく大切さを重要視していなくて、人間関係に対してクールでドライな点は、自分の個性なのだから、周囲の人達が認めて尊重するべき、などと、思っていたりします。

仕事というのは、「人間」がやることですから、コミュニケーションをとっていくことは大事です。といっても、仕事の関係に、まるでプライベートのような、密な付き合いをすべき、とかの意味ではありません。

そこまでは必要ないにしても、「業務だけやればいいのでしょ」のようなドライすぎる態度をしている人のことを、好意的にとらえてくれたり、尊敬してくれたりする人は、ほとんどいないことを、覚えておくほうがいいでしょう。

その態度が通用するのは、営業成績が桁外れに高くて、その人により会社の利益が左右されるような、大きな影響力を持っている場合だけです。そんな人は、滅多にいませんよね。

仕事そのものは、理性で行うものであり、感情は関係ない、とはいっても、その仕事を遂行する人間には、感情がありますから、それは個人的な好き嫌いという意味ではなくて、最低限の人づきあいを考慮する人としない人がいたら、一般的にどちらに好感を抱くか、という点を考えてみればわかることです。

仕事がとても忙しいとしても、ほんの少しくらいの世間話の時間は取れるだろうし、自分はそういう行動が好みじゃなくても、たまにはランチに付き合って、会話をしたりすることや、笑顔で挨拶をするなどの、親しみやすい雰囲気を演出することなども、とても大切です。

仕事は、自分ひとりでやっているのではないです。仮に、担当業務が、人との関わりがとても薄くて自分だけで行う類のものだとしても、その作業を、会社の利益に繋げる営業をしたり、給与を振り込む手続きをしてくれたりする人は、必ず存在します。

そういう人達への、感謝と、お互い様という思いがあれば、つまり、そういう組織全体を考える視点をもっていけるならば、「自分の業務だけ達成すればいい」という捉え方には、ならないはずです。

ということは、逆に考えれば、「自分の業務だけやればいい、それ以上の人間関係は仕事と無関係」、という態度をしている人は、自分が関わる目の前の事柄のみに視点があっていて、組織全体という考え方をしていない、ことになります。・・・それでは、組織の中で、浮いてしまうこともあるでしょう。

人間関係というのは、とても疲れるし、面倒だし、苦しさがたくさんありますsweat02。しかし、人間関係が、知識を与えてくれることもあれば、やさしさや元気を受け取ることも、感謝や愛の気持ちを体験させてくれたりすることもありますshine

そうして、支え合って、影響を与え合って、組織という仕組みが作られています。

多くの人が関わっていて、見えないエネルギーレベルでも、さまざまな要素が影響しあっている、という理解をしていき、自分の仕事に対する態度や考え方に、偏りはないか、という点を、改めて考えてみましょう。

自分が良い仕事ができるようになることや、学びを得て、さらに成長していくためにも、そういう考え方を習慣にしていくことは有効だと思います。

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2012年9月 4日 (火)

適性「だけ」で、職業を選ぶのは現実的ではない(こともある)。

仕事についてのご相談で、この職業は自分に向いているか、適性はあるか、という、その点「だけ」に、こだわり過ぎている人が多いと感じます。

適性があれば、すべてが上手くいく、その職業につけば成功する、・・・などということはなく、自分の向き不向き以外の、さまざまな外的要素が関係してきます。

なぜなら、仕事というのは自分ひとりでやるものではなく、必ずそこには、他人との関わりがあり、環境・状況との兼ね合いもあるからです。

趣味ならば、自分に向いているものを選べば、上手くできることは多いでしょう。しかし、仕事は、向いているか否か、だけでなく、さまざまな付随する要素が強く関連をもっています。そのことについて、例をあげて考えてみます。

以前にいただいたことのある相談で、「バイヤーになりたいが、適性はあるか」というものがありました。実は、しばしばいただくご相談のひとつだったりします。

バイヤーというのは、流通業での仕入担当、買い付け担当で、お店に並ぶ商品を仕入れたり、交渉したりする、センスを要求される仕事ですね。

なので、このようなお考えを持っている方というのは、自分のセンスを生かした仕事がしたい、とか、自分の選んだ商品を、お客様に届けるような仕事をしたい、という、アーティスティックな感性をお持ちの方が多く、そのセンスをいかせる職業という認識があるため、なのでしょう。

しかし、その人に、大きなセンスがあるとしても、それ「だけ」では、バイヤーになることは、現実的には難しいと思います。

そもそも、バイヤーという単独の職種の求人を、しかも、(経験者ならともかく)未経験者に対しておこなう会社は、まずない、といっていいでしょう。

仕入れる、買い付ける、って、ものすごく大きなお金の動くことですからね。「売れるとおもったのに、売れませんでした~」では、お話になりません。その損害はどうするの?と、なってしまいますから。

仕入担当、買い付け担当というのは、高額の代金を決済できるような権限のある人がおこなうのが普通なので、商品を選ぶセンスがあるとかないとかの要素だけでは、その立場になることは難しいものだと思います。

そういう現実的なことにも、目を向ける必要があります。バイヤーになるためには、バイヤーという職種が存在する会社を選んで、まずは入社して、内部の移動でそれを目指していく、などのように、長期戦で考えていくことが現実的であるように思います。

私の知り合いの方が、食品メーカーで営業をしていて、その方から、こんな話をきいたことがあります。

系列の店舗が何店もあるような大手のスーパーの仕入担当、バイヤーというのは、社内では、課長クラスの人になるそうです。課長クラス、というのは、人事異動があって、本部から、店舗に異動になる際には、店長になるくらいの立場の人だそうです。

それくらいの権限のある立場にならないと、会社の売上げを左右するような、仕入担当、買い付け担当には、なれない、ということですよね。

会社の規模によって例外はあるでしょうけれども、商品セレクトのセンスだけ、良い物を見分ける感覚というだけでない、経験から身につく感覚なども、必要になってくるため、だと思います。

その知り合いの方は、スーパーの本部から、「うちの会社に転職して、バイヤーにならないか」と、よく誘われる、と言っていました。結局、売る側になるか、仕入れる側になるかの違いであって、仕事の内容はそれほど大きく変わらないから、やろうと思えばやれるし、実際に、メーカーの営業マンが転職するケースは多いらしく、その方も、「道外に転勤しなくていい、という環境は魅力だから迷う」と、言っていました。

そのように、メーカーでの経験が、商品知識、その業種そのものへの理解として買われて、バイヤーに転職できることも、あるのかもしれません。内部からの異動も、外部からの引き抜きも、どちらにしても、センスだけで選ばれているのではない、というのが、これらの話からも分かると思います。

センスが要求される仕事でも、(自営をするなら別ですが)組織で働くならば、いろんな要素が関わってきます。

学生さんが新卒で就職を考える場合は、世の中の仕組みを何も知らないので、いろんな夢いっぱい,希望いっぱいになるのはいいとして、すでに社会に出ている大人が、改めて、仕事について、転職について考える場合には、そのことが、自分に向いている、向いていない、適性のあるなし、だけではない、広い捉え方も大事だと思います。

適性を考慮しなくていい、という意味ではないです。それももちろん大切だけれども、現実の組織の仕組みや、お金の流れの知識や、いままでの経験を活用できることが、大人としての、社会を経験している人の「強み」なのですから、「備えているセンスや才能」と、「現実的な社会性」との掛け合わせで考えていくことが、仕事の考え方として、大事ではないか、と思うのです。

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