「受けとりすぎ」て影響されている状態を、改善するには。
オーラは、自分をあらわす発信器でもあり、受信器でもあります。人との関わり、ものごととの関わり、理解すること、表現することなどの、あらゆる行いは、オーラを通して発したり、受けとったりしているしくみです。
働きの比率はそれぞれで、「5:5」の人もいれば、「3:7」の人もいます。そこは、備えている性質により違いがでてきます。
2つの働きが「つり合う」というのは、一般的には、同じ量であることをイメージしますが、「3:7」という器の構成になっている人にとっては、その状態がつり合っていることになり、むりに両者を同じにする必要はありません。
器の比率には、生まれ持った性質が関連していますので、ここは変えられないし、変える必要もないところです(^_^)。
この2つの力は、「お互いに、押し合っている」ような関係性です。
内から外へ発する力の勢いが、受けとる器を支える力としても作用します。
外から受けとる器にかかる重さが、発する力が必要以上に外へ暴走しないように、抑えています。
両者がうまく押し合っていて、その人が元から備えている比率になっている状態が、「その人にとってちょうどよい、発揮と受けとめのバランス」となります。
一方が、本来の器以上に大きくなると不調和がでる。
発する行いが、本来の器以上に大きくなりすぎると、抑える力はその分だけ引っ込んで小さくなります。そうなると、抑えきれずに外の出た分が、「出過ぎ」「やりすぎ」な印象を与えてしまうこともあります
受けとることが、本来の器以上に大きくなりすぎると、内から支える力は小さくなり、支えきれずに「外から受けとった情報やエネルギーが、自分の中にくいこんでくる」かのような、内側にはみだす?状態となり、外のことが自分のことのように思えたり、自と他の境目がわからなくなったりします。
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受けとりすぎから、起こっている。
ご相談でよくあるケースとして、「皆と同じことをしているのに、自分だけが批判されたり、注意を受けたりする役割になってしまう」とか、「相手の指示に従う状況が続くと、どこまでが相手の意見で、どこからが自分の意見なのかがわからなくなる」、「相手から言われた言葉が、いつまでも自分の中に残って考え込んでしまう(特に、重要な内容ではないのに、意識を切り換えられない)」というものがあります。
これは、受けとりすぎている、押されすぎていることから起こります。
内から支える(押し返す)力が弱くなっているので、外から押し込まれているのです。
改善するには、「では、受けとることを減らせばいい!」と考えがちですが、受けとるというのは、どちらかといえば受け身的に「起こること」なので、自分の意図するようにはなかなか配分ができにくいものです。
自分が意図に、「起こすこと」として改善しやすのは、発することのほうです。
「内から支える力=外へ押し返す力」のほうを強くしていくという方向からの取り組みを考えてみるといいでしょう。そのほうが動きを自分からつけやすく、効果もあらわれやすいです(^_^)。
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発する力が、支える力にもなるということ。
こうした受けとりすぎてしまう状態は、「発すること」の比率を増やしていくことでバランスがとられます。
そちらが弱くなっているから、押し込まれてしまいますので、自分の内から外に向けて発することのほうを、心掛けてみましょう。
そうして行動にあらわしてみると、困っていた状況は幾らか改善されていくでしょうし、その過程で、「それまでの自分に何がたりなかったか、実感としてよくわかる」ので、知識と経験が結びつくことで、理解が深くなって、バランスをとることが上手になっていきますね(^_^)。
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