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2013年5月17日 (金)

「使命」を意識する時期。

赤ちゃんの頃、・・・その頃のはっきりした記憶というのは、私自身はまったくないですが、しかし、「今のような感覚」では、生きていなかっただろうな、というのは、なんとなくですが分かります。

言葉で表現するのは難しいですが、全能感というか、万能感というか、そういう感覚をもっているのではないかな、と思います。

まだ何もしらず経験もないので、恐れとか遠慮とか恥とかの気持ちもないし、本能以外の「欲」というのも、この世というものを知らないから、まだ明確にはつくられていない、そんな状態は、一種の全能感であり、万能感、と言えるように思うのです。

少し大きくなって、物事が分かるようになってくると、目で見たもの、耳で聞いたもの、手で触れたもの、という経験が、価値基準をつくっていくようになります。

それでも、少年・少女のうちは、まだ、赤ちゃんの延長のようなもので、うっすらと、全能感・万能感の名残があって、まだ見ぬ未来に、大きな期待や夢を抱くことができるものです。

中学生になる自分、高校生になる自分、社会に出て働く自分、という未来の姿を、いくらかは想像することができるようになりますが、しかし、それは、あくまで、「子供の感覚でとらえた、解釈」で、未来にあるのは、成長や発展や拡張といった、「今よりも、大きくなること」だと、疑いなく、そう思っています。

未来とは、大人になるとは、「今は出来ないことが、成長とともに、出来るようになる」という受け止め方を、どこかでしているものではないでしょうか。

自分が年を取ることや、昔は出来ていたことが、出来なくなっていく未来があることは、想像もつかない時期です。

おじいちゃんや、おばあちゃんも、昔は、自分と同じように少年であり少女だった、ということは、理屈では分かっていても、感覚はまったくわからないでしょう。私は、子供の頃を思い返してみれば、そうでした。

それでも、誰にも等しく、時間という仕組みは作用していき、少年・少女も、年齢を重ねて大人になっていきます。

たましいは永遠ですが、しかし、今回の人生という機会には、長く生きてもせいぜい100年という、限りがあります。

そういうことを意識しだすのは、通常、大人になってからです。たとえば、身近な人がこの世を去るという経験をしたり、自分自身の体力気力が低下したり、子供だから若いから、と大目に見られていたことが、大人になると通用しないと分かったり・・・、そういう経験をいろいろ重ねてこそ、ではないでしょうか。

「今よりも、大きくなること」だと思っていた、「未来に関する感覚」は、ずっと永遠に続く感覚ではないと気づき、「人生とは、有限である」ことが、現実として、自分に迫ってくるのは、ある程度年齢を重ねてからです。

ということは、その限られた時間、与えられた人生という機会を、どのように生きていくか、しっかりと考えられるようになるのは、その実感としての気づき以降、その多くは、人生の中盤以降、となるでしょう。

与えられた人生という機会の、限られた時間、それは、この世における「命」です。 

その命を、いかにして「使う」か、それが、「使命」だと、私はそう思います

または、その限られた時間という命を、使うに値することを、今生における使命、と表現するのかもしれません。

人生は、実はそんなに長くはない限られた時間ですが、命をどう使うかについて、しっかり考えられる時間というのは、人生全体よりも、さらに限られた、もっと短い時間です

実感として意識して、気付いたならば、その気づきを大事にしていくべきだと思います。

「私の使命は何ですか?」と、いとも簡単に尋ねられることがあるけれど(^^;)、使命とは、命を使うことであって、それは、ひと言ふた言で、簡単に表現できるものではないと思います。ですので、そういうご相談は、私はお引き受けせずに、お断りさせていただいています。

人生も半ばになって・・・、子供の頃に「今よりも、大きくなること」だと、漠然と思っていた未来は、実は有限である、ということが、「実感として」分かっていくようになってはじめて、使命について、つまり、「今生において、自分の命の時間をどう使うか」について、自分なりの答えが、心の中につくられていくものではないでしょうか。

若いうち特有の、万能感が強いうちは、使命は見えてこないように思うのです。ある意味、こちらの世界の現実に染まって(^^;)、万能感から良くも悪くも遠ざかって、限りがある人生を意識し出したときに、この人生で何を為すか、という時計の針が、動き出していくのでしょう。

使命を意識する「時期」、それは、上記の時計の針が、動き出したとき、だと思います。

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09.スピリチュアル全般」カテゴリの記事

コメント

いま、本を読んでいたら
「子供の頃って自分は何でもできるっていうか、何にでもなれるっていうか、万能感とかあったような気がします。」
という一文がでてきたので
おお!とビックリしました。
つい書き込んでしまいました(*^^*)

投稿: うちより | 2013年5月19日 (日) 12時01分

★うちよりさま

その本、どんなことをメインの題材として書かれている本なのか、ちょっと興味あります(^^)。もしよかったら、教えてくださいませ。

投稿: リカコ | 2013年5月19日 (日) 12時09分

有川浩さんの、「レインツリーの国」という恋愛小説です(^^)

忘れられない本をきっかけに、
ネット上で知り合った男女のお話という感じです。

先程の文の前に
「今思うと、僕はあのラストで「人生はままならない」、「世界は自分の思い通りにならない」ということに気づかされたんやと思います(ちょっと大袈裟かも)。」
という一文もあり、ちょっと反応してしまいました。

個人的感想ですいません(^^)


投稿: うちより | 2013年5月19日 (日) 14時04分

★うちよりさま

先の文を読むと、ますます、なんか気になりますね(^^)。私も読んでみたくなりました。恋愛小説ですか・・・、普段はまったくよまないジャンルですが(^^;)、いつかチャレンジしたいです。

投稿: リカコ | 2013年5月19日 (日) 15時42分

こちらのコメントを読んで「レインツリーの国」を図書館で予約し、
今から読み始めます。
なんだか最近むむむと思うことが多いので、そんな自分に縁があった本として読んでみます。
使命がなんとなしに分かっている時は、ただひたすれ進むのみ、なんですかねぇ。

投稿: エカキ | 2013年5月24日 (金) 12時09分

★エカキさま

どんな内容の本なのか、楽しみですね(^^)。こうして目についた本のタイトルなども、何かのご縁があるのかもしれないですね。

投稿: リカコ | 2013年5月24日 (金) 21時29分

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