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2012年9月21日 (金)

感情をコントロールする、とは?

感情を、丁度良いバランスに保つために、感情をコントロールするというのは、「感情のみを、優先させない」ということであって、感情を消し去ることではありません。

多くの人が、感情に振り回されることを改善しようとして「感情を麻痺させて、何も感じなくしよう」としたり、「感情を抑え込もう」としたりして、逆に、混乱しています。

人間ですから、誰でも感情は出てきますし、感情が悪いわけではありません。ただ、その感情の、度合い、バランスが大切なのです。

感情のみを基準にして選択や判断をしたり、感情が発生したことで瞬間的に行動をとると、その行動の結果は、不本意なものになることが少なくないでしょう。

そうならないために、感情を、丁度良いバランスに保ち、大きくしすぎないように、コントロールをしていくことが大事で、感情をゼロにしようとしたり、(すでに)発生したものを抑えようとしたりするのは、ちょっと、捉え方が違っているのです。

感情を、丁度よいバランスにするために、何をどのように工夫したらよいのかというと、感情のハンドルを操作するのではなく、「理性のハンドルを操作して、理性の強弱により、感情と理性が釣り合うようにしていく」のが効果的です。

感情そのものを、大きくしたり、小さくしたり、コントロールをするのは無理です。感情というのは、ときに暴走しますから、自分の運転技術を越えた性能の車のハンドルを、こわごわ握るのと同じで、それは、とても不安定な走行になります。

感情のバランスを保つために、握るべきは、「理性のハンドル」です。

理性は、車の性能ではなく、自分の運転技術が作用するところが大きいのです。理性を操作することで、結果として、感情と理性のバランスをとります。大きな感情が出てきたら、その感情を抑えるのではなく、大きな理性を発動させて、対処をしていきます。

つまり、感情をコントロールするためには、理性を磨いて高めていくこと、普段から、理性的な思考や分析を心掛けていくこと、何が原因で結果がつくられたのか、では、自分はどんな対応をするのが一番望ましいのか、この問題の論点はどこにあるのか、というふうに、理性を使った思考をする習慣をつけることが効果的なのです。

たとえば、内臓の機能を活性化させようとしても、私たちは、内臓の動きを、直接コントロールすることはできませんよね;。「さあ、今から、●●の内臓よ、動け!」と、することはできません。「体温を一度上げよう!」と意図しても、思うだけでは上がりません。

しかし、体の筋肉を動かして運動することはできますし、呼吸の深さを意図的に変えることもできます。そうして、運動をして、筋力をUPしたり、血液の巡りをよくすることなどを通じて、内臓の動きや、体温を、間接的に、高めていくことは可能です。

体の機能として、「意図的に動かしやすいところ」と、そうでないところという、差がりますよね。

それと同じで、感情をコントロールするために、理性を磨くというのは、間接的な方法です。しかし、それが、最も「取り組みやすい」方法で、時間は掛かっても、ダイレクトじゃなくても、「効果に繋がる」方法でもあるのです。

「操作しやすいハンドル」は、理性というハンドルです。

理性により、感情のバランスを取ろうと、ハンドルを握る練習をして、心掛けていくうちに、感情そのものの発生も、自然と抑えられてきます。

なぜなら、人の活力というのは、その人なりに一定の量があり、無限ではないですから、二つの器があって、そのうちの一つに、意識が向かうことを習慣にすれば、自ずと、もう一方の器に注がれるエネルギーは、減少していくためです。

理性による思考を、習慣にする取り組みは、即効性はありませんが、確実に効果に繋がる、感情をコントロールするための、方法のひとつ、なのです。

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10.考え方、感情」カテゴリの記事

コメント

リカコさま
いつもブログをありがとうございます。

ちょうど今、自分の感情が混乱した状態が続いていましたので、
「理性を活用し、感情をコントロールすること」に
意識できるように文章にしてみました。
前回と続けてブログを拝見し、またコメント欄を読んで、
項目の参考にさせていただきました。

【なぜ、この感情がでてきたのか】
・・・不満や評価、思っていることを書き出しました。

【何に対して、自分は悲しんでいるのか】
・・・それに対して、自分の感じていることを洗い出すと
下記のパターンがあることに気づきました。

(怒り・理性)(怒り・感情)
(悲しみ・理性)(悲しみ・感情)

書き出して行くうちに、

【何が原因で結果がつくられたのか】
・・・問題の主軸が分かり始めました。

【自分はどんな対応をするのが一番望ましいのか、】
・・・まずは解決しようとするのではなく、
やり過ごすにはどうすればいいかを書き出しました。

【この問題の論点はどこにあるのか】
・・・順を経て書いている内に、不思議と論点が明確になってきます。

【まとめ】の段階に入ると、
自然と感情を冷静に切り分けて考えられるようになりました。
これが感情と理性のバランスをとることの、足がかりになるのでしょうか。
わたしの場合、解決の方法までには至りませんでしたが、
この部分は感情で自分の問題、ここの部分は大事だから
今後はちゃんと伝えるといったような範囲がわかりました。
そして、「過剰」になりやすい箇所にも気づきました。
大した問題では無いことに感情が振り回されていることも。

自分をひいき目に傾いた評価になってしまいますが、
書き出すという行為によって、
感情の堂々巡りになった場合の気持ちの切り替えにもつながり、
一つの方法として有意義となりそうです。
ありがとうございました!happy01

投稿: あさ | 2012年9月21日 (金) 19時15分

*あさ さま

書き出して分析するというのは、とても良い方法だと思います。


>・・・順を経て書いている内に、不思議と論点が明確になってきます。

ですよね、書き出しの最初は、この行為に意味があるだろうか?と、思ってしまっても、書き進めていくと、思考我整理されていき、一つの方法へと意識が導かれていきます。


>自然と感情を冷静に切り分けて考えられるようになりました。

そうですね、それぞれ単体で考えれば小さい数字なのに、それが、「掛け合わせ」になると、一気に数字が大きくなって、暴走してしまいます。

たとえば、自分が普段からイライラしていることがあり、その感情が「50」だとします。そこに、義理の親が、不愉快なことを言ってきて、それが「3」だとします。

本来ならば、義理親に感じる不快感は「3」です。ところが、元から抱えて居る感情と結びついてしまうと、それが、掛け算になり、150になってしまいます。

そして、その150のすべてが、義理親が原因だ、と思い込んでしまうものです。なぜなら、その出来事のほうが新しい経験で、インパクトがあるためです。

しかし、本来は「3」なのです。義理親との関係で、感情のすべての150を解消しようとしても、方法は当然見つかりません。

これが、感情に振り回されて、混乱を生じる仕組みなのですね。いくつもの感情が掛け合わされていて、それなのに、すべてが、ひとつの原因によると思って、その相手に、すべての感情を投影してしまい、不調和が発生していきます。


>これが感情と理性のバランスをとることの、足がかりになるのでしょうか。

上記のたとえ話でいえば、切り分けることで、「50」と「3」の、合計して、53に取り組めばよくなります。掛け合わせの{150」に相対するよりも、ずっと楽になります。


>わたしの場合、解決の方法までには至りませんでしたが

切り分けて解釈しても、掛け合わせでの思い込みによる、150から、本来の53には、なったとしても、やはり、53は、残るわけで、ゼロになるわけではないので、

問題の根幹を見つけ出す分析のための思考と、それを解決するためには、という思考とは、別のものとなります。

新たに、解決方法のための思考は、必要になるかと思います。たぶん、そちらは、ずっと上級編になるかと思いますね(^^;)。


>大した問題では無いことに感情が振り回されていることも。

はい、複数の感情を、掛け算してしまっているのが、普通です。大きく「してしまって」いますね、おそらく。

>自分をひいき目に傾いた評価になってしまいますが、

皆、そうだと思います。完全な客観視というのは無理なので、それでいいのではないでしょうか(^^)。

思考の習慣をつけて、感情を切り離していくようにすると、理性のハンドルさばきは、どんどん上達して行くようになると思います。


投稿: リカコ | 2012年9月21日 (金) 19時54分

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