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2012年8月24日 (金)

「他人の言動に敏感で、困っている」、という2通りのケース。

「他人の行動や、感情に敏感」で影響されやすくて困っている、という人がいます。自分でなくても、身近に、そのように訴える人がいたりすると思います。

この解釈には、主に2通りがあります。

ひとつは「他人の行動や、感情に敏感で、それに合わせてしまう、または無意識に同調してしまうので、自分が消耗して辛くなる」というケースです。「他人の行動や感情に、敏感」という文章からイメージするのは、一般には、こちらだと思います。

けれど、実際には、別のパターンのケースもあって、それは、「他人の言動で、自分が傷つくことに敏感、という、自分の思いに敏感である」ケースです。

どちらかといえば、前者のほうは、自分の主体性が保てずに影響されやすい、という趣旨であるのに対し、後者のほうは、自分が傷ついた、という、自分の感情を主体にしています。

後者のほうは、他人の言動に敏感・・・というよりは、他人の行動を受けとめる自分の感情というセンサーは敏感だけれども、実は、他人の気持ちを察することに鈍感な人も、少なくありませんsweat02。自分を主体として、相手の言動が、自分に影響することには敏感であっても、察することが鈍感であれば、同調できませんので、こちらは、前者とはちょっと違ってきます。

自分の感情に敏感であって、他人を察したり同調したりすることには鈍感だと、人間関係の不調和を生みやすくなります。

なぜなら、自分では、「自分は、他人の影響で傷つきやすい被害者だ」、という前提での主張をしがちですが、周囲からは、「傷つきやすいのはそうかもしれないけれども、他人に配慮できないし、その態度で自分が相手を傷つけていることだってあるだろうに、なぜ、自分だけ被害者意識でいられるの?鈍い人ね」と、思われてしまって、「他人の言動に敏感」というのは、その人の思い込みか、嘘だ、と、受け取られてしまうからです。

自分が敏感だ、それで困っている、と、周囲の人達に訴えている場合は、上記のように、実は、他人に配慮が十分ではない、自分の受けとめだけの敏感さを主張して、周囲の人を不愉快にしていないかどうか、考えてみるほうがいいと思います。

または、自分が該当しないけれども、周囲にそういうタイプの人がいる、という場合は、決して、その人が大げさなのでも思い込みや嘘を言っているツモリはないこと、その人にとって、自分の感情が中心で、それの振り幅が大きいことを、影響が大きい=敏感、と捉えているのだな、と、思ってあげられるといいですね。

自分のエネルギーが、自分の感情が敏感な反応をすること、傷つくことなどのほうに大きく取られていくと、残り少ないエネルギーで、他人を察することができなくなる(結果として鈍くなる)、という場合も、実際にあり得ることなので、「そういう人もいるんだな」くらいの気持ちで、周囲の方は、受けとめてあげるとよいと思います。

それは、自分自身が該当しない、自分は「周囲の人」の立場だった場合です。自分が該当する人は、自分の感情に敏感だから、といって、他人をないがしろにしていないか、考えてみることも大事だと思います。

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10.考え方、感情」カテゴリの記事

コメント

頭が整理された様な気分でした。前はよく仕組みがわからず、なんなんだこの人は…と思ってしまったり、そんな相手を理解できず、ぶつかる事もあり、そのたびに理不尽と感じる事もありましたが、それを何年も繰り返すうちに、じんわりと理解できてきました。また今回のブログを拝見できて、良かったです。
傷つきやすくて、自分を守ろうとする力に比重が行き過ぎてしまうと、確かに人どころでは無いですよね。自分の事で精一杯ですしね…それでも人の事を考えて…と求める私の方が理不尽だな…と思いました。

投稿: はすち | 2012年8月24日 (金) 21時04分

いつも拝見しています。
ピンポイントな記事でしたので、コメントさせていただきました。
私のパートナーだった人が記事にある後者のタイプでした。その人は私の言動をよく見ていて、自分に対して私はこう思ってるだろ、とよく言われました。(だいたい傷つけられたという話)私がイライラしている時は相手にもすぐ伝染していました。
私はあまり喜怒哀楽が激しくない方なので、相手の気持ちが分からず、結局腫れ物を扱うような感じになってしまいました。
感情に敏感なのは体質なのか本人の考え方なのか分かりませんが、
どう付き合えば良かったのかな、と考える事があります。

投稿: | 2012年8月25日 (土) 09時57分

*はすちさま

それぞれ個性の差がある、というだけであり、相手には相手の個性があるように、あなたにはあなたの考え方があるでしょうから、理不尽・・・とうことではない、のでは(^^;)?

投稿: リカコ | 2012年8月25日 (土) 18時23分

*名前なし さま

>感情に敏感なのは体質なのか本人の考え方なのか分かりませんが

体質でもあり、考え方でもある、のではないでしょうか。

考え方というのは、その人に根ざした基準があって作られるものだと思いますので、両方、だと思います。

投稿: リカコ | 2012年8月25日 (土) 18時25分

そうですね!なんだか、いっつも自分の人を察する力がまだまだ足りない気がして、理解をもっとしなくては・・・しなくては・・・と思ってばかりでした。癖みたいなものがついてしまって、そうですね、個性が違うから・・・なんか頭ではほんの少しだけ理解できた気がします。布切れの端っこでもつかんだ感じです。そうですね、個性。だからもっと他人に配慮できないのか!?と自分が思ってしまっても、見れない人もいるというのをきちんと解かっていれば大丈夫ですね。ありがとうございます。
前は見れない人がいる事にさえ気付けなかったので、少しずつ行こうと思います。

投稿: はすち | 2012年8月25日 (土) 22時19分

*はすちさま

なんなんだ、この人は・・・と、相手が悪いと思って、しかし、また別のときには、それを考慮しない自分が理不尽だ、というように、どちらかに、「悪い」「正しくない」という定義を付けようとしているから、そのような極端な解釈になるのではないでしょうか?

立場が変われば、それぞれの見方があるわけで、どちらが正しいとか、間違いとか、良い、悪い、●×、という区分けは、そう簡単には付けられないものですので、そこを意識していけばいいだけ、のようにも思います。

そして、「どちらにも、その人の立場での言い分がある」のと同時に、「だからといって、常識的、社会的に、どう解釈されるか」という点は無視できない、個性が違うからといって、何でもありではない、という、そのことも、合わせて考えていく必要があると思います。

投稿: リカコ | 2012年8月25日 (土) 23時28分

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