自然霊とは?
自然霊とは、「この世に姿をもったことのない霊」のことを言います。
私たちの曾祖父母、祖父母などは、家系という縁で繋がっている「先祖霊」です。
私たちの、この世での学びをサポートしているのは、「グループソウル」という、たましいの縁で繋がっている、「守護霊」「指導霊」です。
これらの呼び名は、こちらの世界で、スピリチュアリズムを研究する人間達が、理解のために「便宜上」付けた呼び名であって、霊のほうが、自分達は●●霊である、と、名乗ってくるわけではありません。
私たち人間も、実は、肉体を伴っている、霊的存在なのですが、私たちを含めて、先祖霊も、守護霊も、指導霊も、通常、私たちが深い関わりを持つのは、「人霊」であることがほとんどです。つまり、この世で、人の姿をもったことのある霊となります。
自然霊とは、その点が違っていて、人の霊ではありません。 スピリチュアリズムに関心を持っている人にとって、一般的にわかりやすいのは、龍とかお稲荷さん(狐)の霊などでしょうか。またはフェアリー(妖精)なども、自然の霊、つまり、人霊ではない霊、です。天使、なども、同様に、自然霊の呼び名のひとつ、と考えていいでしょう。
人の霊というのは、通常、生前の姿で可視化されますが、霊そのものが、人の形をしているわけではありません。霊というのは、エネルギー体ですから。しかし、必要のあるときには、やはりこちらも便宜上、生前の人としての姿を伴って見せてくる、とも言えますし、人の姿のエネルギーを「備えている」から、そのように見えている、とも言えます。かつては、人間として、この世に姿があったわけですから。
しかし、自然霊とは、この世に姿を現したことがない霊なので、きまった形を持ちません。純粋なエネルギー体です。
それが、なぜ、龍の形になっていたり、狐の形になっていたりするのか、というと、人間のほうが、自然霊に対して、そのようにイメージを持っているので、そのイメージをつかって、可視化しているためです。
同じような性質の自然霊を、西洋では羽の生えたティンカーベルのような妖精のイメージでとらえていたり、それが、東洋にくれば、もしかすると、仙人のような姿に見えたり?していることも、あるいは、あるのかもしれません。
自然霊を考えるにあたり、誤解しやすいのは、自然霊の成り立ちと、人の霊の成り立ちの違いを、考慮しないことです。
どうしても、イメージの中で、人の形に近い姿をイメージして(たとえば、羽の生えた妖精のように)しまうためか、自然霊を、過度に擬人化してとらえてしまう傾向があるように思います。
自然霊には自然霊の働きがあって、人霊には(私たち人間も含めて)人霊の働きがあって、それらの作用がさまざまに入り組んで、学びの場がつくられているのが、この世という場所、だと思います。
自然霊については、ちょっと複雑な説明になるところもありますので、何回かに分けて、ゆっくりと書いていければと思います。私が忘れなければ(^^;)、続きをそのうち書きたいと思います。
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コメント
いつもお世話になり、ありがとうございます。
リカコさんのお話、本質的かつ多岐に渡り、本当に興味深いです。
私は新しい土地に行ったり、旅行で家を長く空けて帰った時など、
『よく来たな。』
とか
『お帰り。』
と言われている気がします。
一体何がそう言うメッセージを送ってくるのか、実はずっと不思議だったんですが、自然霊と言う言葉を使うとしっくりきます。自然霊シリーズ楽しみにしています。これからもよろしくお願いします。
投稿: 目黒のすずめ | 2012年7月21日 (土) 14時14分
*目黒のすずめ さま
新しい土地への旅行で、歓迎のような雰囲気を示された、というご経験は、とても素敵ですね(^^)。この世で生きていく、ということは、たくさんの人との出会いでもあり、たくさんの霊との出会い、でもあるのでしょうね。
投稿: リカコ | 2012年7月21日 (土) 18時00分