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2012年7月10日 (火)

加害者になる恐れからくる、行き過ぎの完璧主義。

何でも、きちんと完璧に成し遂げようとするタイプの人は、「他人の手を煩わせることのない、自立した、向上心あふれる人」に、見えるものです。

それらの要素は、ひとつひとつは、望ましいものであり、立派でもあり、何も問題となる点はなく、そのままで多くの人の手本となりそうな姿勢にも思えます。

けれど、何事もバランスが大事で、過剰になったら、どこかに負荷が掛かるのは、(それが、一般的にみて、どんなに素晴らしいことであっても)同じです。

きちんとするのも、「適度」がよく、過剰になったら、何より自分自身が常に消耗して、気が休まりませんし、消耗することで、他人へしわ寄せが出ることもあります。

完璧主義の人は、多少の負担は苦にせず、むしろ、きちんとできない状態になるより、自分が苦しむほうがずっとまし、と思ってしまうところがあるので、自分の負担は、よほど極端にならないかぎりは、受け入れていくでしょう。

それよりも、「過剰なまでの完璧主義の人」が、苦しくなるのは、「他人に、そのしわ寄せがいくこと」、の場合が多いです。

逆に言うと、自分のせいで、他人に負担を掛けてしまうかもしれない、という状況がとても苦手な人が、その苦しいシチュエーションから逃れたいために、行き過ぎた完璧主義に、なってしまうことが多いのです。

被害妄想、ならぬ、加害妄想とでもいえばいいのか、自分が加害者になってしまうかもれない、そういう可能性のある芽をつんでしまわないと、安心できない、そのために、常に動き回って、消耗します。

その人が思っている「加害」なんて、実はたいしたことのない、お互い様としか言えないくらいの負担なのですが、それが怖い、人に影響を与えてしまうのが怖い、自分のことはいいとして、他人に与えた影響に責任が取れないから、最初から、そうならないように、少しの負担も与えないように・・・と、常に忙しく動き回り、何でも自分でがんばって、終わりのないプレッシャーの中に居続けることになります。

他人に迷惑を掛けない、という心持ちは大事ですし、自分で何とかしようという姿勢も立派ですが、しかし、どんなことも、適度ならよいけれど、過剰になったらバランスが乱れます。

他人に迷惑を掛けられない、そうなったら責任が取れない、と、先周りしてがんばるその考え方が、加害妄想的になっていないか、過剰になっていないか、という点を、よく考えてみることが大事です。

なぜ、加害者になるのが嫌か、というと、相手を思いやる優しい気持ちが大きい人と、そして、自分が他人に迷惑を掛けるような人でありたくない、そうして低く見られるのが嫌だ、という、プライドが高すぎる人である場合が多いですね。どちらか一方だけ、というのは少なく、両方が掛け合わされていることが多いようです。

この世は、学びの場所ですから、完璧・完全な人は誰もいなくて、どんなにがんばろうとも「必ず」抜けてしまうところは出てきます。そういう前提で、誰もが、学んでいる途中なのだから、という気持ちを、自分自身にも向けていき、楽な気持ちになっていけると、自分にも、周囲にいる他人にも、良い影響が出ていくことが多いです。

集団の輪の中で、ひとりだけが、過剰な完璧主義になっていると、周囲の人もなんとなく巻き込まれて、緊張感の中に置かれるためもあってか、特にこれといった原因がなくても、人間関係がいつもばたばたしていて落ち着かない、という状況を招いてしまうこともあります。

そうなったら、加害者になりたくない、という気持ちからの気配りが、逆効果になってしまいますよね。そう考えれば、過剰になる気持ちを、緩めていくこともできるのではないでしょうか。

「適度」ならよくても、「過剰」になったらバランスが乱れる、このことは、すべてに言えると思います。

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10.考え方、感情」カテゴリの記事

コメント

リーディングの申込みをPCメールで行いましたが、届きませんでした。どのようにコンタクトををお取りすればよいのかお教えくださいませ。
私は、スカイプはできますが、パソコンは苦手で、あまり複雑な操作はわかりませんが、ぜひよろしくお願いします。

投稿: はじめまして 斉藤 | 2012年7月15日 (日) 11時35分

*はじめまして 斉藤さま

リーディングは、スカイプ通話での回答の場合でも、事前にメールで、オーラを拝見するためのお写真や、ご相談をお受けできるか否かを判別するためのご質問の内容を、お送りいただくことになっています。

そのため、メールでのやりとりが出来ないのであれば、その他の方法で、コンタクトだけをいただいても、実質、リーディングをお引き受けするのは難しくなります(^^;)。

お役に立てず、申し訳ございませんが、ご了承いただけますようお願い申し上げます。

投稿: リカコ | 2012年7月15日 (日) 11時40分

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