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2012年6月11日 (月)

質問の仕方によって、否定や威圧感を与えてしまうことがあるので注意。

白黒はっきりさせたい、不明点を、その場で確認して納得しなければ気が済まない性格の人は、相手の言動に、自分が理解出来ない要素がほんの少しでもあると、どうして?どうして?と、質問攻めになる傾向があります。

そして、そのことを、自覚していない人が多いですが、実は、このような思考や行動の習慣は、トラブルになりうるので、注意が必要です。

確認しなければ気が済まない人は、自分が納得するために、その質問をして相手に確認するのは当然であり、正当である、と思っています。

けれど、実際に、どうして?どうして?を、一対一の会話の中で、繰り返し行われたら、ほとんどの人は、圧倒されて不愉快になります。なぜなら、どうして?なぜ?という聞き方には、なんとなく、否定的なニュアンスがあるからです。

発言する側は、相手を否定するために質問しているのではなく、単純に自分が分からないことを聞いているつもり、かもしれません。多分、ほとんどのケースはそうなのでしょう。

しかし、聞かれる側が、どのように感じてしまうものか、という点は、考える必要が在ると思います。相手との関係を良好に保ちたいならば、そういう気配りは大切だと思います。

自分で発言するときには、無意識であり、相手を攻撃したり否定したりする意図などないでしょうから、意外と気づきにくいものですが、文章で読むと分かると思います。

たとえば上司と部下の会話で、

 「今日は、いつもの作業工程を変えて、最初に●●をしてほしい」

 「どうしてですか?」

・・・となったら、不満げなニュアンスが込められているように読めるのではないでしょうか。なぜ、私がそれをしなければならないの?という意味で聞いているような。

実際には、部下は、●●を最初にするのはかまわないけれども、それにどんな意味があるのか?意味を分かって作業したほうが望ましい部分があるのか、そうでないのかを確認しておきたい、という気持ちから、聞いたのかもしれません。

しかし、口から出てきた単語が「どうして?」では、そのような含みは、普通は相手に通じませんよね。

たまたま、その場のノリで、一回くらいなら、それでも問題はないかもしれませんが、複数回繰り返されたらどうでしょう。

 「今日は、いつもの作業工程を変えて、最初に●●をしてほしい」

 「どうしてですか?」

 「そちらを優先してほしいと、取引先からの要望が急に出てきたから」

 「どうしてですか?」

・・・となったら、相手を責めているようにも感じられないでしょうか。なぜ、それを私がしなければならないの?なぜ、取引先が急にそんなことを言い出したの?担当者の管理が悪いからでは?と、実際には、そんなことを思っていないとしても(^^;)、なんとなく、そういうニュアンスで聞いているかのような、威圧感を感じさせてしまいます。

分からない点を質問するのが悪いとはいわないけれど、「聞き方」には注意を払って、相手がどう思うか、という観点から考えてみる姿勢が大切です。

自分が分からないことを質問して、相手が答えるのは当然、などとは思わないことです。同じことを聞くにしても、たとえば、「そうなんですか、何かあったんですか?」とか、「それは今日だけですか(それとも、今後も)?」などのように聞けば、相手の受け止め方も違うと思います。その後の会話も繋がりやすいでしょう。少なくとも、否定っぽいニュアンスは薄まっていきます。

このことに気づかずに、どうして?どうして?を繰り返すと、主に、せっかちなタイプの男性との間で、トラブルになることが少なくありません。

過去にも同様のことを何度も書いていますが、男性というのは、基本、思考回路が「解決思考」です。解決のために前進する前提で思考や行動や発言があります。

そういう前提で考えたときに、「●●をしてほしい」「どうして?」「取引先の要望が出て」「どうして?」では、会話をしても、事態がさっぱり前進していませんよね。これは、せっかちなタイプの男性だと、イライラしてしまうこともあるでしょう。

たまにそういう発言があるだけならともかく、どうして?どうして?が口癖のように習慣化されている相手との付き合いは、その都度、否定的な威圧感を感じ、度重なれば、大きな怒りに結びついてしまうこともあるわけです。

発言する側に悪気はなくても、相手がどう受けとめるかを考えていかないと、人間関係を難しくしてしまう場合があるのです。

分からないことがあると、その「分からない、という状態」を、抱え続けていくことができずに、とにかく自分が納得しないと気が済まない人の、「どうして?」「どうして?」は、実は、結構、破壊力があるというか、人間関係のトラブルを引き起こしかねないので、注意したほうがいいと思います。

そういう発言が習慣化している人は、もちろん自分では、否定のつもりなく、分からないから聞いているだけ、なのでしょうけれども、せっかちで強気なタイプの男性との人間関係で、相手がものすごく大きな怒りをぶつけてくる、という形のトラブルを経験している人が少なくありません。

「どうして?」に悪気も否定する気もないまま発言しているのですから、相手の怒りは不当であり、自分は何もしていないのに、相手が一方的に怒りをぶつけてくる、と解釈してしまうものですが、その原因の一端は、自分の発言にもあるわけです。(怒りをぶつける相手は、悪くない、という意味ではありませんが)

相手が怒りっぽくて、一方的であるのは、そのとおりだとしても、怒りの導火線に火を付けてしまったのは、自分の過剰なまでの「どうして?」「どうして?」という発言だった、という場合もあるので、その経験を、自分を見つめ直すきっかけとして活かしていくように、気持ちを切り換えていくことが大切だと思います。

質問をするのが悪い、という意味ではないのです。分からないことを聞くのは、当たり前です。心掛けるべき点は、「聞き方」です。そして、それを相手がどう感じるか、という、想像力を働かせることです。

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11.家族、恋愛、人間関係」カテゴリの記事

コメント

いろいろ気づかせてくださってありがとうございます。
何でもどうして、どうしてとすぐ聞く子供だったと母にも言われてきました。いろいろな人を不愉快にしてきたと思います。まわりの方たちごめんなさい!50歳過ぎてしまいましたがこれからは気をつけます。

投稿: ぼんがいちょ | 2012年6月27日 (水) 00時43分

*ぼんがいちょさま

この話は、大人に向けたものですので、子どもの頃の話は該当しません(^^;)。子どものうちは、何でも「どうして?」「どうして?」となるのは、結構、一般的ではないでしょうか。その感覚を、大人になっても続けてしまうと、悪気がなくても相手に威圧感を与えてしまう、という話であって、子どもの頃は、また別ですね(^^)。

投稿: リカコ | 2012年6月27日 (水) 08時53分

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