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2012年5月19日 (土)

家族という縁。

人間関係についての悩みは、少しくらいは、誰もが持っていると思います。相手への不満があったり、どのような対応をしたらいいのか迷ったり・・・。

それらの人間関係の中でも、「家族」の関係は、血縁という、特殊で深い繋がりがありますので、うまくいかないときの、関係のこじれ具合もまた、深く複雑になってしまうことが多いものです。

他人であれば、受け止め方の基本的なところに、「他人だから、分かり合えない部分も出てきてもおかしくはない」という前提を持っていると思います。 けれど、家族の場合は、深い繋がりゆえに、お互いに、家族なのだから、相手が自分を理解してくれて当然、とか、家族なのだから通じ合うのが普通で、言わなくてもわかるはず、という前提で考えてしまうところがあり、お互いの気質の違いが、クローズアップされやすいために、不満が大きくなってしまいます。

スピリチュアリズムの観点でいえば、家族といえども、たましいは、それぞれ違う、個別の存在です。 家族とは、今回の人生において、血縁という繋がりをもって生まれてきた、違う個性を備えているたましいの集まり、でもあるのです。それぞれ違う個性をもったたましいが、学びのために、同じ学校に入学した状態が、家族、という関係になります。

そういう繋がりなので、家族といえども、性格がまったく違っていて、どうしても気が合わないとか、価値観の差でぶつかることなどが、出てきてしまうこともあります。血縁だからといって、無条件で分かり合えるとは限らず、とても仲が良い家族もいれば、そうでない家族もいるでしょう。

私たち人間は、たましいのために「自ら、望んで」生まれてきて、今回の人生を、あらゆる形で学んでいる存在です。自分からそうしたいと望んでいるのに、なぜ、わざわざ、気持ちの通じ合いにくい家族を選んでいるのか、と、不思議に思うかもしれませんが、その答えは、「目的は、(楽をして、面白おかしく暮らすため、ではなく)学びのため」だから、です。

先ほど、「学びのために、同じ学校の入学した状態」と書きました。これを、現実の学校に当てはめてみれば、わかります。たとえば、工業高校という特性をもった学校に、入学してきた生徒達は、当然のことながら、性格はそれぞれで、同じ価値観を持っているわけではありませんよね。家族の関係も同様で、「田中さんの家族」「山田さんの家族」という、家系の特徴をもった場所で、学ぼうと入学してきた状態が、家族、というご縁ですから、性格に違いがあって、ぶつかり合うことだって、あるわけです。

テレビCMのような、何も悩みがなくて明るく幸せそうに、楽しいことだけ考えていられるような、そんな家族というのは、現実には、まず、存在しません(^^;)。どこの家庭でも、何かしら、問題や悩みは、少しくらいはあるものではないでしょうか。

この世という場所は、たましいの学びのための場所であり、私たち人間は、たましいを成長させる経験を積むために、望んで、今回の人生を生きている存在なので、この世での基本の繋がりとなる家族という関係に、何かしらの学びの要素が存在してしまうのは、ある意味、当然、なのかもしれません。

それでも、いろいろあっても、お互いに、家族同士には、「情」というものがあって、だからこそ、(分かり合うのが難しい現状でも)なんとかして分かり合おうとしますし、分かり合えないと不満が出てきます。他人には、簡単にあきらめがつくことも、家族となったら、そういう割り切りはなかなかできませんよね。それは、良い意味でも、そうでない意味でも、となってしまいますが・・・。

けれど、それでも、長い時間をかけて、成長をしていき、お互いを思いやっていけるのが家族、という関係です。愛情があるからこそ、相手に不満が募ってくるわけで、まったく愛情がないなら、お互いになにをやろうと無関心になるはずです。

深い繋がりがあるからこそ、その問題点や不満なども、複雑で深い感情が絡んできてしまいますが、その解決や改善のために、十分に取り組めるための時間が、たくさん与えられているのが、家族という関係です。

いろいろ、それぞれのご家庭で、苦しみも不満もあるでしょうけれども、しかし、すべては学びのための経験であり、自分が、この家族を自ら選んで生まれてきたのだ、という理解をしていくことは、その苦しみや不満の軽減になっていったり、改善のための努力をしていく原動力になっていくこともあるのではないでしょうか。

この家族という縁は、たましいの観点からみれば、数十年間の関係という、一瞬のような短さです。

その中で、出来ることを尽くしていく、という、前向きな気持ちで、必要以上にとらわれることなく、明るく穏やかに過ごしていきましょう。

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