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2012年3月17日 (土)

目標を立てるのは、「スタートをするため」

物事をスタートさせるには、まずは、目的や目標をはっきりさせることで、そのための手段が見つかりやすくなりますし、取り組みやすくもなっていきます。

目的や目標があいまいなままだと、なかなか取り掛かることができません。やりたいことがあるのに、取り掛かれない人の多くは、手段ばかりを先に考えていて、その先にある目的が明確になっていないことも多いです。

このことは、過去にも何度も取り上げているテーマです。 だから、目的・目標を明確にしていきましょう、と、お伝えしてきました。

今回お伝えするのは、それらの応用編です。

目的・目標をはっきりさせるのは、そのことを成し遂げるため、ではありません。

目的をはっきりさせて、努力をしても、そのことが成し遂げられないケースは、世の中にいくらでもあります。

目的・目標をはっきりさせることで、メリットがあるのは、「スタートを切りやすくなる」という点です。目的を定め、そして手段が見えてくれば、取り掛かっていくことが難しくなくなります。

考えすぎて、なかなかスタートを切れない人は、目的がはっきりしていないか、または、「成功」「成果」を考えすぎだから、だと思います。そのため、先のことが心配になり、あれこれ頭で複雑に考えることで、(本当は、スタート前に考えてもしょうがないような)問題点を見つけては、スタートできなくなるのです。複雑に考えすぎると、だんだんと目的も、ぼやけてきてしまい、また、そこから目的探し、をしてしまうこともあります。

過去の、さまざまな出来事を思い返してみれば、分かると思うのですが・・・、「このように取り組んでいき、そして、こんな結果を得よう」と、計画を立てたことが、そのとおりに進むことはまれで、実際は、思ったとおりにはならなかったケースがほとんど、ではないでしょうか。

ですから、自力で何らかの目的・目標を明確にして、それに取り組んだ経験が十分にある人は、そのこと(思ったとおりにならないこと)を、知っていますから、「でも、思い通りにならなかったらどうしよう、という不安から、取り組めない」という悩み方をしません。思い通りにいくわけがない、ということが、想定内だから、です。

思い通りにいかなければ、その時点で工夫をすればいい、物事とはそうして変化させながら構築されていくものだ、という前提で、動いています。

つまり、「自力で何らかの目的・目標を明確にして、それに取り組んだ経験」が不十分な人ほど、失敗したらどうしよう、とか、もっといい方法が見つかるのではないか、とか、複雑に考えすぎては、スタートが遠いてしまいます。

経験者は、物事は計画どおりにはならないと、分かっているけれども、たとえそうでも、目的や目標をはっきりさせて、計画と手段を駆使しながらうごいていくほうが、やりやすいから、そうしているのであって、決して「成し遂げられる確信があるから、動いているのではない」、ということです。

そういう全体像が見えている人は、極端な話、目的や目標がはっきりしなくても、手段も見えていなくても、なんとなく物事を進めていくこともできるし、それなりになんとかなっていったりもします。でも、それは無計画とは違います。あらかじめ、「わかっている」部分を、柔軟にしているだけ、です。

そういう、経験上のコツも、まずは、スタートを切って、経験を積んでいかないことには、身についていきません。スタートを切って、経験を重ねていくことは、とても大事です。

まず、スタートをしないと、文字通り、始まりませんから・・・、そのためには、目的・目標をはっきりさせて、意識の向かう先をつくっていくことが、「取り組みやすい方法」なのです。決して、目的をはっきりさせて、力を注げば、それで、成し遂げられる、というわけではありません。

多くの「スタート出来ない人」は、その点を取り違えていて、「成し遂げられるか、分からないから、スタートができな」く、なってしまっているように思います。

まず、スタート地点に、自らの意思で立つことが大事です。そのために、目的・目標を定めて、そのための手段を見つけ、計画をたて、そして、世の中とは計画どおりには進みはしないのだ、という前提で(笑)、心の余裕を持って考え、歩き出すことで、経験は作られていきます。

計画どおりにならなくて、苦しむこともあるけれど、計画(予想)を超えて、思わぬ成果が手に入ることもあります。だからこそ、学びがあるし、感動も得られるのです。

「目的・目標」というものの、捉え方を、少し、違う角度で解釈してみると、また、見えるものが違ってきますね。

「目的・目標を明確にして、それを成し遂げよう」という考え方から少し離れて、「目的・目標を明確にすることで、まずはスタートを切っていこう」という、受け止め方、解釈の応用編について書いてみました。

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10.考え方、感情」カテゴリの記事

コメント

目的や目標の解釈の仕方、リカコさんの書かれた今回の記事を見なくては私には気付けないことでした。

身動きとれない!スタートを切れない!という状態になったら
目的や目標を、成し遂げようとしすぎるのに執着していないか、自分に自問自答してみようと思います。

今目標なのか自分でも分からなくなっているものを
どうしようと悩みすぎてたちどまってしまっていたので
スタートを切るための目標を新たに設定しようと思えました。
感謝です(*^-^*)

投稿: すみれ | 2012年3月17日 (土) 18時07分

*すみれさま

一つの考え方として、参考にしていただければ、と思います。スタートできないのは、目的を達成することにこだわりが強くなって不安があるため、という場合もあるかもしれませんが、あるいは、自分にあまり合っていないことをえらんでいるから、違和感があるため、かもしれませんし・・・、どんな理由が該当するのか、よく分析してみてください。

投稿: リカコ | 2012年3月17日 (土) 19時00分

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