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2012年2月 4日 (土)

自営業を行うために大切なこと(2)「自力と覚悟」

雇われて働くのではなく、自分で仕事をしてみたい、独立したい、という希望を持っている女性は、結構多いものだと思います。現時点では仕事をしていない、専業主婦の方も、お家でできるようなサロンやお教室を開きたいという夢をお持ちの方もいます。

以下は、そのような方達からのご相談を通して分かったことや、私自身の経験や知識による参考意見です。 これからスタートするかもしれない、という、自営業予備軍には、参考となると思います。または、スタートしたもののうまくいかず・・・、しかし何がうまくいっていないのか、わからない(女性は、そうなりがちです)、という方にも、役立つと思います。

会社で雇われるのではなく、自分で仕事を興す、ということは、自分だけが頼りとなります。

誰かが、あれをしなさい、これをしたほうがいい、と、指示を出してくれるわけではありません。何をするべきなのか、何が十分でないのか、自分で分析しないかぎり、答えは見えてきません。自己分析は、ときに、実情にそっていない思い込みになることもありますが、それを正してくれる同僚や上司もいません。

中には、一人で行うのではなく、従業員を雇う場合もあるかもしれませんが、雇われて働く立場の人が、そこまで経営面を把握して助言をしてくれることなどはまずありませんし、分かっていても言いにくい場合のほうが多いでしょう。そういう意味で、自分が、全責任をもって、自分が運営してくという覚悟が必要となります。

雇われて働く場合は、自己都合でお休みをしても、他の方が、替わって仕事を行ってくれる場合もありますし、有休をつかえることもあります。日々の仕事が暇だとしても、一定の給料はいただくことができます。

ところが、自営業というのは、そういうものが何もありません。自分が仕事をしないと、収入はゼロとなり、何の保証もありません。

たとえば、今回、怪我をして入院した私のようなことになれば、その時点で、収入が途絶えるわけです;。

それに、開業してすぐに収入が見込めるかも、わかりません。頭の中で考えているのと、実際の仕事は同じにはならないものです。

自営をしてみたいという多くの人は、「自営をするか、しないか」という入り口のところで迷っていて、「その先」の、仕事の継続というものをあまり考えていません。スタートさえしてしまえば、自然にお客さんがお店にきてくれて、商品が売れていき、お店が軌道にのっていくはず・・・と、どこかで思い込んでいるところがあります。

しかし、スタートするか、それともしないか、で迷った気持ちを振り切って、勢いでスタートだけはさせたとしても、思い描いたようには軌道にのらずに、今度は、その迷いが、「続けるか、それとも止めるか」に、入れ替わってしまうこともあるのです。

自営をすると、うるさい上司はいないかわりに、頼りになる上司もいない状態になります。頼りになるのは、自分しかいません。

よく、経営者とは孤独な職業だ、などと言われます。経営者の苦労を、雇われて働く人たちは、なかなか分かってくれませんし、弱音を吐くこともしにくいからです。その点は、自営業者も同じで、いろんな責任を負うというのは、とても重いことですし、そして孤独でもあります。

自営で仕事をすれば、話の分からない上司もいなく、口うるさい経理担当者もいなく、すべて自分が好きなように、自分のペースで仕事が出来るように思うかもしれません。しかし、自営というのは、会社員時代には上司や経理担当者がやってくれていた部分も含めて、すべてを自力で行っていくことになります。結構、厳しいことなのです。

初期の江原さんの本に、よく書かれていたことに、「親になること、上司になること、独立することは、とりわけ学びが大きいもの。なぜなら、そのどれもが簡単にはできないことだから」というものがあります。

私も、実際に自分が経験してみて、本当にすごく大変だったと実感します( ̄∀ ̄;)。が、この経験があるからこそ、見えてきた世界、というものもあります。得られるものも深いけれど、費やす労力も大きいので、相応の覚悟をもって取り組むことが必要となるでしょう。

といっても、事前にあれこれ考えすぎて、心配しすぎても、いつまでもスタートがきれなくなります。また、ここに書いたことは、事前に頭で考えても、理解できない部分が実は含まれていて・・・、やってみて(そして、思い通りにいかない経験;をして)はじめて、理解に繋がる部分もあるのです。失敗の経験からしか、学べないことって、ありますからね。

すべては学びですし、そして、自分の人生は自分がクリエイトしていくものなので、何をやるのも自己責任においての自由があります。

私は、自営をすることに対して、慎重になりなさいとか、止めておきなさいとか、そういうことを言いたいのではありません。

しかし、自分の実力を含めた「自力」を冷静に見極めないと、スタートさせたものの、軌道にのらずに行き詰まってしまうことが多いのも事実なのです。それでは、せっかくの注ぎ込んだ意欲と労力が、世の中にまわっていきませんから、もったいないとも思うのですよね。

費やした労力が、世の中の、そのサービスを必要としている人に、うまく巡っていって、お互いのやりとりを通して学びあっていく、という形になったら最高だと思います。

>(3)に続きます

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★12月5日に、雪道で転倒し骨折、救急車で運ばれ、手術をしました。現在は退院しましたが、リハビリ通院中のため、通常のリーディングの受付は休止中です。

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