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2011年12月 3日 (土)

選択には、痛みが伴う。

人生の中で、どちらがいいか選べない、考えるほどにわからなくなる、という場面にしばしば遭遇するものです。

なぜ、選べないか、というと、「複数のどちらの選択肢を選んでも、苦しいから」、ではないでしょうか。その中に、苦しみのない選択肢があるならば、そちらに向かいたくなるのが一般的だと思います(その選択肢が、もっともふさわしいものであるかは、別として)。

自分のことだけならともかく、その選択をすることで、自分以外にも影響が及んでしまい、他人にも苦しい思いをさせてしまうかもしれない・・・などと考えると、ますます、答えがでにくくなります。

たとえば、安定した企業で働くことを辞めて、起業したい気持ちがあり、踏み切るかどうか悩んでいる場合、「今の仕事を辞めて、夢を叶える喜びはあるとしても、本当に大丈夫だろうか、生活が成り立つだろうか、家族にも迷惑をかけるかも・・・」と思うと、苦しくなることでしょう。

かといって、現状維持という選択肢をとるならば、「夢に向かうことができない、計画してきた労力と時間が無駄になる気がする」、という、気持ちの上での苦しさが出てくると思います。

どちらを選んでも、その選択肢なりの苦しみがあります。だからこそ迷うのであり、苦しみがない選択肢があるならば、迷わずそちらに向かうものであり・・・、それがないからこそ、今の状況に至っているのだ(つまり、苦しみの伴わない選択はない)、という、現状の理解をしていくことは、大いに助けになります。

最初からそういうものだ、とわかっていれば、どうにかして苦しみのない方法はとれないものか、という、遠回りの思考をしなくて済むからです。

選択の場面のすべてが、このように苦しみを伴うものだと言っているのではないです。そうでない場面も、中にはあるでしょうし、多少のリスクを苦しみというには大げさだ、というくらいの、負担が小さいものもあるかもしれません。その場合の考え方は、この限りではありません。

けれど、どちらを選んでも苦しいから選べないのだ、ということが明らかになっているケースでは、その時点ですでに、「まったく何の痛みも苦しみも感じることなく、この問題を解決することは難しいもの」だということを、まず、自分が認識していくことが大切だと思います。

どちらを選ぶにしても、その選択肢から苦しみだけを、取り出して、いいとこ取りをすることはできず、それも含めて考えるしかないのだ、と。

その上で、「苦しみを含めて、選択肢を引き受ける覚悟」をもてるかどうか、そこが考えどころだと思います。

その覚悟ができなければ、一方を選べないので、上記の例でいれば、新しい仕事に踏み出すこともできず、かといって、現状の仕事で納得する気持ちも持てず・・・、結局、「今のまま」つまり、「どちらも選べずに、悩み続ける」という意味での現状維持しかできなくなってしまいます。

言い換えれば、それは、どちらを選んでも苦しみが伴う、という苦しみと、どちらも選べず悩み続ける、という苦しみとの、選択の場面でもあるのかもしれません。

そう考えると、どうなっても(どちらを選んでも、またはどちらも選ばなくても)、多少は苦しいのであって・・・、最初からそう言うものだと分かっていれば、少し気持ちが楽になります。心が落ち着き、余裕も生まれるでしょう。その状態で、選ぶ選択肢が、その時点でのベスト、だと思うのです。

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