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2011年11月 4日 (金)

察することが苦手な相手には、「理由」と「取るべき行動」を省略せずに説明する。

たましいの経験が浅い人は、想像力を働かせることが苦手です。想像とは、自分の知っている範囲内の知識や経験を掛け合わせて生み出されることが多いものだからです。

たくさんのケースを知っている、経験が豊富な人は、はじめての場面でも、過去の経験を応用して、うまくこなしていくことができますが、経験が浅い人は、そもそも、応用できるだけの過去を持ち合わせていないので、はじめてのことに戸惑います。

そして、この場面には何が適しているか、というような、最適を選ぶ感覚も十分ではありません。経験値が少ないですから、当てはめる選択肢や比較対象もまた少ないからです。

通常、会話というのは、教科書に載っているような文章のように、隙のない組み立てがなされたものになることはなく、当然分かっている、前提がある、と思われる部分は、省略して会話が始まります。

たとえば、「昨日の件は、どうなった?予定は決まった?」という問いかけに、「三日後になりました」という会話があるとします。

より正確にするならば、「昨日、話題にしていた○○会社との商談の件、昨日は未定の状態だったけれど、話は進んだの?予定は決まった?」という質問に対して、「はい、話しは進みまして、三日後になりました」という答えになっています。

でも、「昨日の件は、どうなった?予定は決まった?」という、この文章で、だいたい言いたいことは分かりますし、また、「三日後になりました」という返答があれば、それ以外の文章はなくても、話しは進んで決定したことが分かります。それがなければ、決まるわけがないですから、決まったということは、話し合いが行われたことを意味します。

そのように、お互いに、会話の中で、言葉にして語られていないところを、想像力で補足して理解していくのが、一般的な大人同士の会話だと思います。

ところが、経験値が少ない人は、想像力も少ないので、明確な言葉で語られていない部分を、うまく、想像して補うことができず、相手が何をいっているのか、ちんぷんかんぷんになることがあります。

誰にも、そういう相手とやりとりをして、イライラしたり、何故これが分からないのか?と不思議に感じたりする経験は、あるのではないでしょうか。

人の理解力はそれぞれなので、自分のほうが、相手よりも、理解力が勝っている場合もあります。その相手に、自分と同じ感覚を当てはめても・・・、相手との温度差が生まれるだけとなります。

そういう場合は、相手が理解しやすいような説明の仕方を工夫することも、大切だと思います。

理解力が十分でなく、想像力で補うことができない相手に、端折った説明の仕方では、誤解を招くだけで、うまく伝わりませんので、省略せずに、「原因」と「取るべき行動(対象法や、改善法など)」を、セットで伝えていくことです。特に、指摘したり、指示をしたりする場合には、そうするほうがいいでしょう。

たとえば、書類を提出する際に、期限内には出してもらったけれども、報告結果が思わしいものではない場合があるとします。

管理する側としては、その状況に手を打つ時間も必要なのだから、(思わしくないならば)もっと早く伝えるべきだろう、なぜ、それが分からないのか、こんなぎりぎりになって出してくるというのは、どういうことなのか、と、感じます。

しかし、提出した相手は、これがはじめてのケースだったので、そのような点まで踏まえて期限を考えるべきだとは分かりませんでした。期限を守ればそれでいいと思っていました。

そのとき、相手に対して、「思わしくない内容であることが、前もって分かっているのに、どうして、こんなに、期限ぎりぎりになってから・・・」と、不満げに伝えたとしたら、普通は、その一言と態度から、「ああそうか、こういうケースでは、期限があるからといって、間に合わせて出せばいいわけではないのだな。その前に、予測の連絡をしておくほうがいいのだな、だから不機嫌になっているのだな」と、想像して、学んでいくことができます。

けれど、想像力で察することができないタイプは、言われたことを、そのまま受け止めるところがあり、語られていない部分を想像力で補うことができません。

なので、 「思わしくない内容であることが、前もって分かっているのに、どうして、こんなに、期限ぎりぎりになってから・・・」と、言わただけでは、ならば、自分がどうすればよかったのか、これからどうすればいいのかを、考えることができません。

そういうときは、「書類を提出すれば終わり、というわけではない。作業には、その先がある。スムーズに進む場合はかまわないが、そうではない予測がついているならば、前もって伝えておくほうが親切であり、普通はそうする。ぎりぎりになって結果が出るのは、対処法が限られてしまう。このような場合は、もう少し余裕をもって伝えるのが一般的であり、あなたの取った行動は、その先を考えていない。このような話は、事前には伝えなかったけれども、そこは、各自が察して気を利かせるべき部分であり、他の人はそうしている。次からは、あなたも心がけてほしい」と、そこまで告げることです。

何故、この出来事が起こっているのか、それがどうして問題となるのか、では、どうすればよかったのか(次から、どうすればいいのか)を、省略せずに伝えることが有効です。

このようなケースは、理解力が十分でない相手に対して、「あの人は、鈍い!」と、イライラしてしまうことが多いようですが、しかし、その相手にもわかるように、自分が説明を工夫することも大切だと思います。それも、学びではないでしょうか。

なぜなら、あの人は鈍い!と、定義を付けただけでは、状況も、そして相手も、何も変わらないからです。

相手に理解してもらうためには、どう工夫をすればいいのか、相手はどんな部分がわからないのか、という、違う方向からの学びを、自分自身も与えられているのだ、と考えてみてはどうでしょう。

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