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2011年7月 8日 (金)

生まれ変わり(前世)の「回数」と、たましいの成熟度は、必ずしも比例しない。

江原さんの書籍等を読むと、「物質的価値観」という言葉が頻繁に出てきますよね。これは、現世的な尺度で、損か得か、○か×かのような定義をつけて、本来、そのように明確に割り切れないものまでを、まるで「物質を扱うかのように」とらえてしまうことや、この世だけの尺度である、肩がきや役職や・・・、お金や品物をたくさん持っていることに価値がある、というような、物質的価値、現世的基準が最優先してしまう、とらえ方のことです。

私たちは、この世という、物質社会で生きているので、どうしても、ある程度、物質的に傾いてしまうことはしょうがないのですが・・・、私たちの本質は、「霊」なので、霊的な価値観も大切にしながら、この世での経験から、さまざまに学ぶことが大切です。

物質の基準に馴染んで生活しているため、スピリチュアリズムを理解しようとする際にも、「物質界の基準」を当てはめて、その基準に沿った受け止め方で解釈したくなり・・・、明確な「数値の基準」で、目に見えないことを計ろうとしてしまう方が少なくありません。

そのように考えてしまう気持ちは、分からないではありません。数値というのは、比較が容易です。比較というのは、この世独自の、理解しやすい方法のひとつですから、そのために数値がほしくなるのだと思います。

けれど、スピリチュアリズムというのは、霊的な価値観を、感性で理解していくものであり、数値では計れないものです。

その前提で、前世の回数と、たましいの成熟度が比例しない(回数などの、数値だけにこだわるのは、正しい理解になっていない)ことを、書いてみたいと思います。

たましいの成熟度というのは、生まれ変わりの「回数」という数値の基準だけでは、計ることはできません。

生まれ変わりが5回の人は、3回の人よりも、精神が成熟しているか、といえば、そうとも限らないのです。

回数が多くても、短命な人生ばかりを経験している人は、中年以降の人生や、大人としての人生の経験が少ないので・・・、(今回の人生でも)人生の前半はよいのだけれど、後半になると、とたんに(未知のことにたくさん遭遇するので)迷いが多くなり、何を目的に生きたらよいのか分からない、という悩みを抱えることもあります。

または、たとえば修道院など、限られた環境に生まれることが多かったたましいは、世の中の俗っぽいことから離れているために、「純粋だけれども、世間知らず」になってしまうこともあります。

回数が多い人は、それだけ経験値が増えていき、たましいも成熟していきそう・・・に思えますが、しかし、上記の例からもわかるように、回数だけでは、計れません。

また、上記の例のように、短命ばかりの人生でも、そこで深く学びや気づきを得て、たましいが成長していくことももちろんあります。

人生の長さが大切なのではなく、そこで、たましいが、何を得たか、ということが基準です。人生が長い、短い、80年だ、50年だ、というのもまた、年令という数値の基準にすぎません。

私たちが、この世という物質社会において、スピリチュアリズムを理解するのは、とても難しいことなので、数値に置き換えて解釈することが必要な場合や、そのほうがわかりやすい場合もあるとは思います。

また、一般には、やはり、生まれ変わりの回数が多い人は、平均して、それなりの経験を積み、成熟している場合が多いものなので、「回数が多い=成熟度も高い」という図式での理解が、間違っているわけでもないですし、そのような理解が悪いわけでもありません。

けれど、数値基準というのは、あくまで、理解のための、初歩的なサポートに過ぎず、「本来は、数値だけでは、とらえられないもの」であることを、分かった上で、便宜上、参考にしていくくらいがちょうどよいのです。

この点だけにこだわると、本来、見るべきところから、どんどん視点がずれていき・・・、正しい理解ができなくなります。

さらには、「前世」にとらわれすぎるのもまた、今回の人生を生きる私たちにとって、必要な学びが進まず、過去にエネルギーを注ぎ続けることにもなりますので、その点も、注意が必要だと思います。

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