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2011年3月17日 (木)

人を、大切に思う気持ち。

苦しいときに、励まし合える相手がいる人は幸いです。お互いに支え合い、助け合える相手がいる、ということは、それだけでとても幸せなのです。

私たちは、「人間関係の大切さ」を、改めて考え、「本当の意味での、たましいの大人」へと、成長しなければならない時期だと思います。

日頃、文明と物質で満たされているように思える環境では、私たちは、なかなか、そのことを、考える機会がありません。

人との関係は、かけがえのないもので、本当は、物質では埋めることはできないのだけれど、これだけ物質的に発展した社会においては、「物質で、補うことができるかのように、錯覚してしまう」ものだと思います。

今、地震による被害は甚大で・・・、多くの人たちが、「自分も、何かをして手助けをしたい」と思っていることでしょう。その気持ちは尊いけれど、現実の被害はあまりに大きく、とても、私たち素人が手を出せる状況ではないのも事実。今回の被害は、「あり得ないくらいの規模」であり、救助やサポートは、「プロにお願いするしかない状況」のようです。

少し離れた場所にある、同じ国の中で、未曾有の大災害が起こっていて・・・、今このときに、自分のことを考える、というのは、なんだか少し、不謹慎のようにも思ってしまうこともあると思います(少なくとも、私は、あります)。 今は、物理的に、自分が取れる行動は、ほとんど存在しないとわかっていても・・・。

けれど、今このときだからこそ、被災地から離れたところにいる人たちは、自分のことを見つめていくことも大切だと思います。

テレビの向こうに映る、危険な作業に従事なさっている方たちや、被災なさって苦しい方たち、未だ救助を待っている方を見て、きっと、心に思うことが、それぞれにあるはずです。その気持ちを持って、今の自分を見つめていきましょう。

一緒にいるご家族やパートナーに、感謝の気持ちを持っていますか。 

一緒にいられるだけで、幸せだということに、気づいていますか。

あれをしてほしい、これをしてくれない、と、要求が一方的になっていませんか。

お互いに、安否を心配しあい、励まし合える相手がいますか。

苦しいときほど、人間関係に大切さや、温かかさが、心に響くものです。今回の災害における、人の輪や、助け合う姿勢を見ていて、本当にそう思います。

けれど、できるならば、何もないときでも、人の大切さや、感謝の気持ちを、持っていたいものです。

私たち現代人は、物質的に恵まれ過ぎていて、何が大切で、何がそうでないのか、という、価値観がアンバランスになっていたと思います。

それは、人間関係においても同様で・・・、いつも一緒にいる人達を当たり前だと思って、感謝や愛を忘れていたり、または、人付き合いを軽視して、孤独さを正当化している人もいたかもしれません。

本当に、それでいいのか、この先も、そのままでいいのか、と、考えてみたときに、必ず、自分が取るべき道が見えてくると思います。きっと、今まで以上に、「人を大切にしたい」という気持ちが、わいてくるのではないでしょうか。

「このような出来事に対しては、このように、考えるべき」という、共通した定義は、(人間関係に限らず、どんなことにも)存在しません。 同じ出来事に対しても、どう理解するか、何にどんな思いを抱くか、というのは、その人のパーソナルな領域で起こるものだからです。

人が、人として、人を大切に思う。 この「当たり前すぎて、ときに、意識しなくなってしまう価値観」を、改めて考え、育てていきたいものです

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