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2010年10月19日 (火)

過去から積み重ねたカルマは、自分を改めたときに消滅するか?

「カルマの法則」とは、自分がしたことは、必ず自分に返ってくる、という真理の法則です。カルマとは、自分が思ったこと行動したことの「すべて」が該当するのであり、特定の行為のみを表した言葉ではありません。

一般に、過去の行いを含め、自分のたましいが学ばなければいけないことが降りかかったときに、カルマ、という表現を使うことが多いです。今回の記事で言うカルマも、そういう解釈に基づいての説明になります。

私たち人間は、誰もが未熟な存在ですから、周りのことを考慮せず、自分だけの都合で勝手な言動をとってしまうこともあります。何が正解か、という明確な基準は存在しないけれど、「普遍的な理想像」と比較して、取るべきではない言動をしてしまうことってありますよね。

悪いとわかっていながらも、つい弱さが出てしまうこともありますし、未熟さや無知で、知らずにそうしてしまうこともあるでしょう。 しかし、誰もが、自分のペースで成長していますから、いつかは目が覚めます。過去の行為についても、反省し、改善し、これからは、今までとは違う価値観で生きていかなければ、と、気づかされていくでしょう。

そのとき、スピリチュアリズムを知っている人なら、気になるのは、「過去から積み重ねたカルマは、自分を改めたときに、消滅するのか?」という点だと思います。

まず理解していただきたいのは、今まで続けてきた行為をやめたからといって、その瞬間に積み重ねたカルマがリセットされることはない、という点です。

たとえば、ダイエットを考えればわかります。毎日食べ続けたお菓子をやめることにしても、その瞬間に、過去の積み重ねで増えた体重が、すべて消えさるわけではありませんよね;。それと同じです。

しかし、ずっとそのまま・・・というわけではなく、お菓子を「食べ続けるのをやめれば」自然に体重は落ちていくでしょう。カルマの考え方も同じで、まずは、続けてきた行為をやめることで、エネルギーの供給をストップするのですね、そうすると、効力は弱くなっていきます。

しかし、ここでも、正しく理解していただきたいのですが、続けてきた行為をやめることで、効力は弱くなっていくけれど、一度生み出されたカルマが、消滅するわけではない、という点です。

この部分は、本当に理解が難しいのですが・・・、エネルギーを注ぎ続けるのをやめることで、「活性されていない状態(眠っている状態)」にすることはできても、カルマそのものが消えてなくなるわけではありません。

どんなものでも、想念でもなんでも、一度生み出されたものは、消えません。霊能者が過去を言い当てたりできるのは、過ぎ去った出来事でも、エネルギーとして残存しているため、その部分に波長を合わせることができれば、把握できるという仕組みです。私たちが、日常、過去を思い浮かべたりできるのも、それらがエネルギー的な実態があるため、ともいえます。

では、自分がやったこととはいえ、過去の未熟な自分がしでかしたカルマに、いつまでも苦しみつづけるのか、といえば、そうではありません( ̄∀ ̄)。

マイナスのカルマを作ってしまっても、プラスのカルマを積んでいけば、帳尻はあっていきます(理解しやすさのために、便宜上、プラス/マイナス という表現をつかますが、カルマに区分けがあるという意味ではありません)。

ただ、その場合でも、相殺されてゼロになる、という意味ではないです。

ここでも分かりやすく、例えを出します。野球の試合で、7-0のところ、相手チームが追いついて、7-7になったとします。そのとき「○○チームが追いつき、7-7、試合は振り出しに戻りました」などという表現を使いますよね。

でも、同じ点数になって、勝負はこれから先のことが重要になってくるとはいえ、両チームの点数が、リセットされてゼロになったわけではありません。点数はそのまま7点です。活躍したバッターの成績にも当然加算されます。

バランスがとられていくことと、消滅することは別です。

自分が努力をして、プラスのカルマを積むことで、バランスがとられるようになったとしても、または、マイナスのカルマが降りかかって、苦難を経験させられ、そのことを乗り越えたとしても、それは、バッターの成績に加算されるように、自分の成長として刻まれていき、身になっていきますが、それで、ゼロになる、という解釈では、ちょっと実情に当てはまらないですね。説明も難しいのですけれど・・・。

「過去から積み重ねたカルマは、自分を改めたときに、消滅するのか?」

この答としては、消滅はしないが・・・、自分が成長していけば、ほかの作用が生まれることにより、影響の度合いや、表れ方は変化していき、自分にとって「望ましい方向」に展開していくことは確かである、という感じでしょうか。

カルマの法則は、スピリチュアリズムの大原則、基礎であり応用でもあり、スピリチュアリズムそのもの、といってもいいくらいの、とても大切な部分です。文章化するのも、取っても難しいのですが、理解の一助となりましたら幸いです。

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05.カルマの法則」カテゴリの記事

コメント

いつも、ためになる記事を書いていただきありがとうぎいざいます m(_ _)m

今回のカルマの件で疑問に思ったことがあり、機会があれば記事にしていただければ大変ありがたいのですが。

よく、親から子に伝わる負の遺産というか、先祖代々の業~(m-_-)m という言葉を聴きますが、その場合もやはりカルマの法則というのは当てはまるのでしょうか?

カルマと言えるのかどうかは不明ですが、遺伝子のみならず、心理的な刷り込みは、よく親から子へと受け継がれるような気がします(たとえば虐待を受けた子は虐待を繰り返しやすいとか心配性な親の子は不安をかかえやすいとか。。)


よろしければご教示頂ければありがたいです(^_^)

投稿: Ciscorn | 2010年10月19日 (火) 11時25分

Ciscornさま

カルマの法則は、どんな場合でも当てはまりますね。

>よく、親から子に伝わる負の遺産というか、
>先祖代々の業~(m-_-)m という言葉を聴きますが、
>その場合もやはりカルマの法則というのは
>当てはまるのでしょうか?

>カルマと言えるのかどうかは不明ですが、遺伝子のみならず、


カルマは、「自分の」たましいの課題であって、遺伝ではありません。

たとえば、前世で、散財して、今回の人生ではお金に苦労して乗り越えていく学び(カルマ)があるとします。それは、その人のたましいがそなえているもので、家系で受け継いでいるのではありません。

その人が、あくまでも「自分の学び」をするために、カルマに「条件の合った、家系を選んで生まれて」きますから、今回の人生で、お金に苦労する要素のある家系を選んでくることもあるでしょう。それが、受け継いだように見える、のだと思います。

それぞれ、先祖代々、学びの要素が似ている人たちが集まれば、受け継いでいるように思えますし、そういう考え方が違っているとはいいませんが、自分の学びも、家系の特性も、どちらも密接に影響し合っているのであり、

自分に何の原因もないのに、一方的に、家系の負荷をかぶって、損をするようなことは、ありませんね。「先祖代々の、カルマを解消するために、生まれてきた」としても、そうすることが必要なカルマが、自分自身に備わっているからこそ、です。

カルマというのは、特定の者をさすのではなく「全部」です。それぞれ、解釈は難しいかもしれませんが、カルマの法則に当てはまらないことは、ひとつもありません。

以上、簡単に説明させていただきましたhappy01

投稿: リカコ | 2010年10月20日 (水) 00時11分

ご返答いただきありがとうございました。
ちょっと難易度が高かったのですが、なんとなく理解できたような気がします (^▽^)

投稿: Ciscorn | 2010年10月20日 (水) 14時01分

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