自分に合っている物事を選ぶのが、達成への近道。
物事がうまくいく可能性が高いのは、「自分の資質に合っている」ものです。
あくまで確率的な観点からいえば、合わないものは、合うものに比べて、上手くいきにくいです。当たり前のことですが・・・、基本となるこの部分をおさせておくことは大切です。
好きな色が、必ずしも自分に似合う色ではないのと同じで、好きで楽しいと感じることが、自分の資質に合っていることもあれば、そうではないこともあるので、冷静に分析することが大切です。
ある事柄を、「好きでいること」は、何の問題もありません。けれど、その事柄に、人生の大部分をかけて成し遂げていくとか、生活の手段である「適職」にするとなると、「好き」か「嫌い」かだけが基準になっては、・・・まず、上手くはいかないケースがほとんどでしょう。
ごくまれに上手くいくとしたら、「好き」と、「自分に合っている」が、重なっている場合です。しかし、そういうケースは、少ないのです。
なぜなら、通常、自分に合っている得意分野のことには、周りが見えないほどに夢中になれることは少ないからです。「夢中になるほど好きなこと」と、「資質を発揮できる得意なこと」は、別物です。
自分に合っていることは、違和感がなく自然に行えるので、どこかに冷静さがつきまとうものです。その冷静さがあるからこそ、コントロールができ、コントロールができるからこそ、必要な労力を注ぐことができて、その結果として「合う」「得意」という「状態が作り上げられる」のです。
好きなことをやるのはかまわないけれど、基本的な基準として、「自分に合っているか」という観点から、判断していくこともまた、好き嫌いの基準以上に、特に仕事においては、大切となるでしょう。
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