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2010年7月29日 (木)

忘れようとせず、思い出にかえていけばいい。

辛い過去の記憶や、悲しい別れの経験が、今でも心に深く残って苦しくなることがあると思います。どうしたらそれを忘れられるか…と思っても、一度作られたエネルギーは(感情も、想念というエネルギーだと考えます)、「消失することはない」ので、なくなることはありません。

なくなりはしないので・・・、強烈な印象のあった出来事は、なかなか忘れられないものでもあると思うのです。忘れようとすればするほど、「そのこと」に、意識のエネルギーを注ぎ続けてしまいますので、逆に自分の中で、占める比率が大きくなってしまうこともあります。

過去は、忘れようとするよりも、「思い出に変えていく」ように気持ちを切り替えてみてはどうでしょうか。

私は、気づきを説明するときに、「モノクロが、カラーになっていくようなもの」という表現を使っています。本当は誰もがすべて知っていて、内に備えていながらも、活性しておらず眠っている状態が白黒で・・・、ある外側からの刺激があって、白黒の一部がカラーになっていくようなもの、と。

気づきによる精神の成長や理解が、「モノクロが、カラーに変わっていく」ようなものだとしたら、忘れられないことを思い出に替えていくのは、「カラーを、セピア色にトーンダウンしていく」ような感じでしょうかね。

カラーになっていると、いつまでも記憶が生々しいままで、心を揺さぶられるけれど・・・、セピアになった思い出は、時間が経って振りかえったときに、とても懐かしい気持ちで、過去に思いをはせることができるかもしれません。きっと、そのときはもう、苦しくなるような感情の揺れは、なくなっていくことでしょう。

すべての経験に意味があり無駄なものはないとはいえ、カラーのままの記憶を持ち続けていくには、ヘビーな場合もあるでしょう。それらは、セピア色の「思い出」にかえて・・・、そして、鮮やかな今と未来を見据えて、生きていきましょう。

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