自信がない人のオーラは、色が薄く、勢いに欠けている。
自分に自信が持てない、というご相談は多いです。
このとき、「本当に、まったく自信がない」場合と、「実は自信はあるが、何をしていいのか分からない」場合があります。後者のケースは、「何をしていいのか、分からない」状態を、「私は自信がない(から、何をしていいか、分からない)」と、自分で置き換えて、そう思い込んでいるだけなのです。
この見分けというのは、オーラの状態で、ほぼ瞬間的に分かります。
本当に自分に自信がない人のオーラというのは、全体的に色が薄く、勢いに欠け、大きさもなんだか縮こまっているような窮屈そうな状態になっています。本来の「あるべき状態(のオーラ)」になっていなくて、自分という器の中が、満たされていない状態ですね。
一方、自信はないわけではないが・・・何をしたらいいのか分からないので動けない人のオーラは、上記のケースとは全く違います。一見、自信喪失気味なので、オーラの状態は良いとは言えず、陰っていたり、小さくなっていたりもするのですが、色ははっきりとしていて、勢いも悪くありません。本当に自信がなくて消極的で受身になっている人のオーラとは、まったく違っています。
色が薄くて、勢いにも欠ける、活力のないオーラの、「本当に自信がない状態の人」には、まずは、自分というものをあらゆる角度から分析していただき、「自分が、自分を知る」ことから始めていきます。
自分と他人の境界線が弱く、客観視ができにくいタイプの方も、「自分」というものが分かりにくく、自信が持てなくなりやすい傾向があります。けれど、逆から考えれば、自分を知ることが、イコール自信に繋がっていきますので、とにかく、何でもいいので、自己認識をする習慣をつけていくことです。妄想でも勘違いでもなんでもいいので(笑)、まずは、自分を認識していく思考の練習をすることからスタートです。
自分が持ち合わせている要素を、改めて認識していくことで、今までモノクロだった部分がカラーに変化していくかのように、自分という器が満たされていきます。
色は濃く、勢いはまあまあ、活力が感じられるオーラでありながらも、「自信がない気分になている人」には、とにかく「この先、何をしたいか」という点から、最初に考えていただく方が解決が早くなります。
やる気はあるけれど、自分のエネルギーの注ぎ先が見つけられていないために、動けなくなっているだけなので、「注ぎ先」「供給先」を見つけていければ、自然に解決に向かっていくことが多いです。
このようなタイプの方は、自分のパワーをどのように発揮していいのか分からず、(けれど、意欲はあるので)自分にはそぐわない方向に自分探しをすることをくり返してしまい、そうすると、まったく評価に繋がらず、自分の手ごたえもなく、ときに批判もうけたりすることから「自信があるのに、自信喪失になる」・・・という状態になってしまいやすいのです。
どちらのケースも、自分を分析し、内観していく作業が必要であることは共通していますが、その際の目的意識の持ち方を、上記のとおり、性質別に合わせて解釈していくと、ご本人の手ごたえに繋がりやすいので、改善のための行動をしていくモチベーションも保ちやすくなるようです。
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