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2010年5月29日 (土)

「一方的な依存的付き合い」は長続きしないが、「共依存」は長続きしてしまう;。

どちらかが依存している人間関係というのは、あまり長続きしないものです。それは、誰もが、「自分と同じレベルの人と、付き合うことを望んでいる」ものだからです。

自立している人は、同じように自立している相手と、親しくなりたいと望みます。いくら人の好い性格だとしても、そうそういつも他人の世話ばかりしてはいられないと考えるでしょう。自分が一方的に奉仕をするような人間関係は、とても疲れます。やはり、自分の心が安らぐ人間関係を作りたいと思えば、依存心の高い人とは距離を置き、自立している人と付き合いたいと思うものです。

「一方的な依存関係」は、依存する側がどれほどに望んでも、依存される側がイヤになるので、長続きはしにくいですが、お互いに依存している「共依存」の場合は、とてもいいコンビになって;、関係が続いてしまうことがあります。

例えば「支配的な性格の人」と、「自主性がない人」は、それぞれの求めている「相手役」を、満たしてくれるパートナーになりうるので、関係が成立します。

支配したい人からみれば、自主性が薄いタイプは、自分の思い通りに振る舞うことのできる相手となりますし、自主性がない人からみれば、支配的なタイプは行動的で頼りになる相手と認識するでしょう。お互いに、凸凹が、需要と供給がかみ合ってしまうのです。

けれど、本来の成熟した人間関係というのは、「自分で自分を満たせる人同士」の間で、成立するものです。「お互いに満たしあう人同士」とは、似ているけれども違いがあります。供依存的な関係は、プラス/マイナスが合っているとはいえ、・・・それはとても危うさを伴ったバランスであり、どちらかが精神的な成長を遂げた(つまり、どちらかが自立心を持ち、共依存関係が成立しなくなった)場合には、騙しただの、裏切られただのという、修羅場になるケースもあります。

そういう経験も、広い意味では、学びの一環ではあるかもしれませんが、あまりに深い共依存関係になると、抜け出すのが大変になりますので、自分を省みる視点が大切だと思います。

一方的な依存関係は、通常、長続きはしませんので、どこかの時点で自覚できやすいものですが、共依存になると修羅場になるまで、自覚しにくいものだったりします。

「自立した人同士の、関係」が、理想的であり、お互いに良い影響をうけて高め合える関係です。人間関係も、「波長の法則」ですから、自分が自立していることで、同じような自立している相手と知り合うことができるようになります。「相手との、人間関係」も、すべて自分がどうあるか、ということの映し出しなのですね。

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