« 見たくないのは、「光」か、「闇」か。 | トップページ | オーラのくもりが、インスピレーションの伝達をさえぎってしまう。 »

2010年3月15日 (月)

自分の「逃避の、思考パターン」を認識する。

昨日の続きです。「光」も「闇」も、誰の中にもあるように、「光を避けたい気持ち」も、「闇を避けたい気持ち」も、やはり、どちらもすべての人の中にあり、一方だけの人はいません。

どちらの傾向がより高いか、という違いはあっても、普通は、混合タイプであり、そのときの状況や相手との力関係により都度、強調されるところが変わるものです。

その点をふまえたうえで、自分がどちらの傾向がより強いかを分析し、自分は何を避けているのかを認識して、そして次に、何故それを避けてしまうのか、という順番で考えていきます。

例えば、「自分の中の光をみるのが苦手」で、人から褒めらたり評価されると居心地が悪いと感じるのは、「何故」なのか。

褒められる要素があると、その分、責任を負わされたり、重い役割がまわってくるものなので、責任を負うのがイヤだという気持ちが根底にあるのか、それとも・・・、というふうに。

そうすると、「自分の思考のパターン」が見えてきます。そのパターン自体が、良いか悪いかという点はあまり考えなくてもいいと思います(というより、優劣はつけられません)。

考えるべきことは、そのパターンが、今の自分の悩みが心配事に、どのように関連しているか、という点です。影響度は、それぞれ違うでしょうが、必ず影響・関連しています。

問題の解決・改善のためには、まずは、気づく(正しく認識する)こと、実践する(改善のための行動をとる)こと、そして、その行動を継続すること、が大切です。

今回の記事は、その第一段階、「まずは、気づく」という意味での、分析の仕方の提示です。このとき注意しなければならない点が、ひとつあります。そして、その点が、自己分析の上で、とても難しい部分なのですが・・・。

人は、痛みを避けるために、無意識で「理由の置き換え」をして、自分に都合のよい理由を作り上げてしまうところがあります。

本当は、他人からの評価をとても求めていて、「なぜ、私は認められないのか」という怒りを他人に対して持っているタイプなのに、自分の中のネガティブを見たくないゆえに、その部分を覆い隠してしまうのです。

そして、「私は、自己評価が低くて、いつも自信がない・・・」と装い、そのように振る舞い続けます。すると、いつの間にか、自分の中で、それが「(表向きの)理由」になってしまうのですね。

しかし、理由を偽ると、有効な対策は取れないのです。例えば、上記のような場合、人に相談すると、「あなたは、素晴らしい人なのだから、自信を持って!」と言われたりすると思います。しかし、実は「自信は、ある」人に、自信をもって!というアドバイスは、・・・かみ合っていませんよね。

そうはいっても、アドバイスした人も、悪くはないのです。なにしろ、本人が「自信がない」と口にすれば、そう言うしかないですから。

そうすると、「誰に相談しても、解決しない」現象が起こりますし、それでなくても「自分の中の闇を見たくない人」は、何でも他人のせいにする傾向がありますから、自分が理由を偽っていることから起こった出来事すらも、「他人からは、有効なアドバイスは得られない」という不満につながることでしょう。

このタイプの人は、他人からの評価をとても欲しがっていますから、相乗効果?で、ますます不満になります。では、ズバリと「あなたは、自信はあるはず。人から認められたいだけでしょう」と告げれば解決するかというと、そう単純にはいきません。表向きの理由は、「私は自信が持てない・・・」ということになっていますから、本人もそう思い込んでいるので、「その指摘は、当たっていない」という認識になり、・・・どうやっても、かみ合いません。

どれほどに有効なアドバイスや正論という、改善のヒントが存在しても、改善すべき点の認識が正しく行われなければ、効果がえられにくいのです。

正しく認識することができれば、ゆっくりでも必ず改善がなされていき、自分の精神も高まりますし、物理的な現象にも波及していきます。

自分の中の、「光」と「闇」、どちらを避けたい気持ちが強いか、自己分析に取り組んでみてください。今まで気づかなかったことが、見えてくるかもしれません。

|

« 見たくないのは、「光」か、「闇」か。 | トップページ | オーラのくもりが、インスピレーションの伝達をさえぎってしまう。 »

10.考え方、感情」カテゴリの記事