霊的エネルギーを感じやすいのは、目覚める直前と眠りに入った直後。
私たちは、「睡眠中に幽体離脱をして、あちらの世界に意識が戻っている」ことをご存知の方も多いと思います。
そのため、睡眠中は、霊的感覚が大きく開き、実は霊的な現象が(気づかないところで)起こっているものだったります。その代表的なものが、「夢を見る」ことですね。改めて考えてみると、肉眼で見ていない映像をありありとみている「夢」というのは、結構すごいことのように思います。
日常、私たち人間の意識は、「肉体を伴った意識」が勝っていて、「霊的な意識」の比率は低いものですが、睡眠中は「霊的な意識」の比率が高まります。
日中 : (肉体を伴った意識)■■■■■■■ / ■■■(霊的な意識)
睡眠中: (肉体を伴った意識)■■ / ■■■■■■■■(霊的な意識)
瞑想の習慣がある方は分かると思いますが、霊的な意識が広がっていくと、少々ぼーっ( ̄_ ̄)とした感覚になって、記憶が(日常ほどには)はっきりしなくなることがありますよね。
また、睡眠中に見る夢も、目が覚めた瞬間から、びっくりするくらいのスピードで忘却が始まるものです(笑)。霊的な意識が広がった状態というのは、理性的な記憶に残りにくいというか、記憶的に感知しにくいものなのです。
肉体を伴った意識の比率が高いとき(つまり、日中の普通のとき)は、霊的なものを感じにくく、睡眠中で霊的な意識が広がっているときには、霊的なものを感じる力が高まっているけれども、同時に私たち人間が一般に解釈する意味での「記憶」が残りにくいために、あまり意識することができません。
そして、「眠りについた直後」と、「目覚めの直前」は、霊的な意識が広がったまま、肉体を伴った意識も通常に戻りつつあり、両方の条件が重なり合うために、私たちの意識で認識しやすい形で、気配などを感じたり、不思議な感覚を体感したりしやすい、ということなのです。
この二つの時間帯に、「気配を感じたような気がするけれど・・・」もしくは「○○な現象があたけれども、どんな意味が?」というご質問については、上記のとおり、誰もがいろいろ体感しやすい状態になっていると言えるので、特に気にしなくてもいいのでは、とお答えしています。
もちろん、メッセージ的現象も含まれているかもしれませんが、ほとんどは、「夜寝たら、夢をみた」ことと同じくらいに、普通にありうること、というくらいの認識でいて問題ありません。
本当にどうしても伝えたいことなら、何度もわかるまで伝えられると思いますので、思い当たらないなら、気にしすぎないほうがいいと思います。
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