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2010年2月16日 (火)

タワー型と、ピラミッド型。

私たちは、それぞれ独自の可能性と資質を、たくさん備えており、それらを仕事や趣味、全般的な生き方において、活用しています。資質そのものは、それぞれ独自性、個性がありますが、「活かし方(活かされ方)」においては、大枠ではありますが、「傾向」があると感じます。

それは、「この道一筋」的なスペシャリストタイプと、「数多くのことに、広く関わっていく」オールラウンダーなタイプです。私は、そのタイプを、前者を「タワー型」、後者を「ピラミッド型」と称しています。

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タワー型の人は、ある一定の目的に沿った学びや活動を、積み上げていく生き方をしていきます。興味を覚えることや、実際に取り掛かっていく事柄にも、共通性、一貫性があり、流行や他人の意見などにもあまり流されません。

経験や知識などを、ひたすら積み重ねて、実際に活用していけるので、このタイプの方は自分の生きがいとなる、コレ!という道や、やりがいを見つけ出していければ、かなり早い時期から頭角を現していくケースも多いです。

プロのスポーツ選手や、芸術家などには、このタイプも多いかもしれませんね。プロ野球で活躍なさる方は、小学校からリトルリーグに入って、甲子園にでて、ドラフトにかかって、入団して・・・と、趣味も、学生生活も、職業も、ひとつの要素(この場合だと野球)に関連して展開していますから。

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一方、ピラミッド型の人は、いろんなものに幅広く興味を持ち、「コレ!」というものが、定まりにくい、見つかりにくいこともあります。何にでも興味はあるし、実際に手がけてみれば、それなりにやれてしまうために、自分の中で、「何が得意で(好きで)、何がそうではないのか」の、区分けができにくいのです。

子供の頃からの、好きだったもの、得意だったこと、仕事で経験してきたこと、それらの経験を並べてみても、共通性があまり見出せず、一貫性がないように感じられるかもしれません。その代わり、どんなことでも、一定のレベル以上にやりこなす力はあります。性格的に器用なタイプが多いです。

タワー型の人は、自分の生きる道、ライフワーク的なものを、早いうちから確立させていきます。どんどん、ひとつのことを積み重ねていければ、上記の図のように「高さ」が生まれますよね。ただ、このタイプの方は、後で方向転換をしようとしたときに、選択肢が狭くなったり、経験を一から積み重ねていかなければならないので、その点では、少々苦労するところもあるかもしれません。

ピラミッド型の人は、幅広い経験をして、それらを統合し、さらに上に「統合したもの」を積み上げていくというプロセスを経るので、「コレ!」というものを見つけるまでに、時間がかかることが多く、どちらかといえば、晩年型、大器晩成型、となります。

そのため、「私の生き方は、これでいいのか」「今までの経験は、無駄だったのでは」という類の悩みも、多くなりますが、上記の図からわかるように、ピラミッドは、積み上げて高さを出すためには労力と時間がかかるけれども、土台がしっかりしていて、安定感があり、少々のことでは崩れません。そのかわり、少々のことでは、「高さ」も、出にくいですが・・・。

このふたつに、優劣はありません。個性に合った生き方が、一番いいのです。自分の個性とあまりにかけ離れた生き方をしようとしても、それも順調に進まないと思います。タワーにはタワーの良さが、ピラミッドにはピラミッドだからこその良さがあります。

タワーの方は、ひたすら積み重ねて高さを出すと、安定感がなくなっていくこともありますから、途中で、そのことに気づいたならば、今後は幅を出していくことを心がけながら、自分の道を突き進めば良いと思います。

ピラミッドの方は、過去に積み重ねた(一見ばらばらで、統一性のない)経験を、「意識的に組み合わせて、使っていく、活かしていく」という視点を持つことです。そうすれば、さらに上に、組み合わせたものが積まれていき、だんだんと高さが出てきます。

隣の芝生は青く見えるものですが・・・、どちらの生き方にも、それぞれの良さがあります。大切なのは、自分に合った生き方、自分らしさをいかした、経験の積み重ね方だと思います。

他人をうらやましがることなく、自分の個性に自信をもつことです。無意識であれ、私たちは、自分のたましいにあった経験をしていくものではありますが、上記のような視点を持つことにより、今までの道のりへの意義が見出せ、未来の計画図が描きやすくなることもありますので、参考になれば幸いです。

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