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2010年1月 2日 (土)

思考の熟成期間。

人は、いろいろな出来事を、単に経験した、というだけでは、あまり学べないような気がします。経験をして、そこから多くの気づきを得ることで、成長していくものだと思うのです。

ある経験をして→ そこから気づきを得て→ たましいの糧とする、

までには、それなりの時間はかかるものです。「転んだ瞬間に、悟った」なんて人は、あまりいませんよね。普通は、周りのせいや、他人のせいで転んだと、そのときは考えるものです。そして時間がたって、たましいの成長がなされたときに、原因は自分自身にあった、という事実がわかるものです。

私も、数々の失敗や転倒から学び、今の自分があります。私自身も、すぐには気付くことができませんでした。時間がかかりました。

気づきを、しっかりと「自分のもの」にするためには、思考の熟成期間が必要です。

長い時間をかけて、さまざまな別の経験等を付加して考えることで、いつしか「気づきが自分のものになっていく」のです。

そして、そのためには、孤独を楽しめるだけの、強さを持っていることです。自分の内側に意識を向けるためには、静寂が必要だからです。ひとりの時間を楽しめる人は、智恵を蓄えることが上手です。

同じ経験をするにしても、思考の熟成期間を(意識的に)とった人ほど、得るものが深くなります。得るものとは、とても内的なもの、ですが。

精神的な学びや理解とは、(新しく得るものというよりは)すでにそこにあるものを、「掘り下げること」なのかもしれません。ひとりの時間を、さびしいと思わず、思考の熟成期間を与えられていると思って、有意義に使ってください。そうすれば、これから先の人生が、ますます創造的に展開していく可能性が大きく広がっていくことでしょう。

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