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2009年12月23日 (水)

悩み事の占める「比率」が、自分を苦しくさせている。

以前に、「同じことを悩み続ける行為は、その事柄に、いつまでもエネルギーを供給し続けるようなもの」と、書きました。

下の図は、そのとき載せたものです。

nayami_2.jpg 

考え続ければ続けるほど、思考もエネルギーとして作用しますから、エネルギーが大きくなればなるほど、自分が苦しくなっていきます。

解決したくて「どうしよう・・・」と、考えているはずが、その思考により、実はさらに苦しんでいるようなもの;です。

そうなると、より思考がネガティブな方向に偏っていくので、建設的な思考ができにくくなり、ますます長時間考えてしまい・・・というくり返しで、思考のエネルギーを注ぎ続けていくと、「比率」が高くなります。

以下の図のように、悩み事が(それ自体が深刻な内容であるかどうかは別として)、思考の比率の大部分を占めてしまうと、「そのこと以外を考えられくなる」のです。

そうすると、当初は「今すぐに考えなくてもよい、重要ではないこと」程度の悩みだったはずのことが、自分の中での比率が高まっていき、そのことを考えずにはいられなくなり、しまいには、とても大きな悩み(のように、自分では感じられる事柄)に、なってしまうのです。
nayami3.jpg

クヨクヨ考えると、自分で自分を大変にしてしまいます。

そう、この問題は、「自分が、そうしている」のであり、悩み事のせいではない(比率を高くしているのは、自分の思考による作用)というのが、どこにも八つ当たりができない、「頭上に投げた石が、自分の頭に落ちる」ことを実感してしまう部分です。

考え続けるのをやめれば、その悩み事が解決するか?といわれれば、答えは必ずしもイエスとはならないでしょう。

けれど、では逆に「考え続けることで、解決に繋がらるのか?」といえば、それもまた、必ずしもイエスとならず、・・・それどころか、自分の思考回路が重くなり、建設的な解決方法を考えるに至らない、それだけの余力がない、という状態になってしまうでしょう。

「悩み事に苦しめられている」はずが、実は「自分が、(比率を増大させて)自分を苦しくさせている」だけ、ということもあるのです。

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