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2009年12月17日 (木)

「ひらめく直感」と、「経験則から導き出す、思考的感覚」

私たちは誰でも、カンを使って生活しているものだと思います。そのカンが、特に根拠なく閃くような、いわゆる「直感」と言われる類のものか、それとも、前例などを踏まえて導き出す「経験則による、勘」か、という違いはあっても、それらはすべて、感性という資質を使っています。

根拠のない直感も、当たるときは当たります。けれど、直感が、必ずしも当たるわけではなく、統計的要素の上に成り立つ思考のほうが、当たる場合もあるでしょう。どちらがいいか、どちらが正しいか・・・、唯一無二の答えはありません。

スピリチュアルに興味を持つ人は、閃き型の直感のほうを持てはやす傾向があります。閃いたことは、高次から授かった導きだ、という前提があるからのようです。

しかし、受け取る側(私たち人間)のフィルターの純度により、伝わり方に差がでますし、日常の物質的な事柄に関して、あちらの世界の高次の霊が、口をはさむようなことはありえませんから、その点は冷静に考える必要があります。

私たち人間が、思考するという特性、理性を授かっているのは、「使うため」です。つまり、自ら思考し、自ら判断することを阻害させるような高次の導きというのは、通常は考えられません。

その前提で、「直感」を意識していくこと、つまり過剰に直感を神聖化しないように、理性をもって判断する感性も大切なのです。

創造的に生きるためには、カンも理性も、どちらも等しく必要です。そして、カンについても、「直感」と、「経験則からくる、勘」の、両方を活かしていくことで、相乗効果が生まれます。

いわゆる「直感」を伸ばしたい、高めたいと思うならば、「経験則からのカン」を、排除しないほうがいいのです。そのほうが、直感も高まっていきます。表裏一体でセットになっている要素の、どちらかひとつを排除すると、もう一方も弱まってしまいます。

どちらか一方を高める、もしくは除くのではなく、どちらも区分けのない大切なものとして考えることのできる感性こそが、私たちの生活を、豊かなものにしてくれるのです。

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