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2009年11月11日 (水)

居心地の悪い環境から抜け出すのは、逃避か?

すべての出来事に「意味があって、起こる」以上、一見、困難や苦難に思えることにも、学ぶべき要素は含まれています。そのことは、霊的観点からみれば、確かな事実です。

そうはいっても、居心地の悪い環境に、居続けなければならない、ということはないのです。居続けることで学べる…こともまた確かだけれど、そうしないと学べないわけではないので・・・、他にもさまざまな方法も選択肢もあるはず。その場所で頑張るもよし、新天地を求めるもよし、どちらの選択も「自由」です。

「ここから去ることは、逃げではないか」と迷う気持ちは理解できますし、そのように「まず、考えてみる」ことは、とても大切です。

けれど、「逃げ出してはいけない」という気持ちに、過剰にこだわってしまうのであれば、それは「現状への執着」の場合もあります。

(不満があっても、それなりに)安定している「現状」から抜け出すのが怖い、という感情を、「苦難から逃げ出さない忍耐強い自分」に置き換えて、その状況に「酔っている」だけかもしれません。

その状況にある全員がそうだとはいいませんが、・・・少なからず、このケースが当てはまってしまう方はいると思います。自分の気持ちがどちらなのかを、よく考えてみることが大切です。

乗り越える、クリアすると一口にいっても、真正面から立ち向かうだけが、唯一の方法ではないと思います。今いる場所で耐えることも、改善の方法を模索することもいいでしょう。また、どうしてもこの場所では改善も、自分の成長もなされないと思うならば、新天地を目指すのもよいでしょう。

自分を鍛え向上させるための忍耐は、時に必要かもしれませんが、自分を被害者にするための忍耐は、不要な演出だと思います;。過剰な演出をしすぎると、(他人に向けたはずの演出により)自分自身も演じる役に取り込まれてしまい、本当の気持ちわからなくなってしまうこともあります。

「逃避」か、「卒業」か、と考えたときに、その場を去ることが「逃げ」のように思えるけれど、その場にとどまる選択も(新しい環境には行きたくない、などの)動機によっては同じように「逃げ」の選択となる場合もあります。その点は表面的な出来事では計れないのです。大切なのは、そこに至るまでの動機、意思ですから。

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