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2009年8月21日 (金)

カルマに、良い悪いという明確な区分けはない。

カルマの法則とは、自分が種をまいたことが、どんなこともすべて必ず自分に返ってくる、という法則です。

この法則を知ると、自分のすべての行動を、「これは、よい行い」「あれは、悪い行い」と、二分したくなる方も多いのですが、それはとても難しいことだし、とらえ方も、正しくありません。

カルマという言葉をつかうときに、通常、悪い意味のほうで例えられることが多いため、誤解されているところがあるかもしれませんが、本来は、サンスクリットで「行い」を指す言葉です

良いも悪いも含めて、すべての、行動、言動、思いの蓄積を、「カルマ」、と考えると分かりやすいと思います。

霊的な考え方というのは、物事を包括してとらえることです。「いいか、悪いか」「○か、×か」のように、狭い枠にあてはめて、何でも白黒つけるような考え方は、霊的といよりも、現世的(笑)、とても物質的な解釈の仕方です。

たとえ議題が、目に見えないことであっても、その議論が、「○か、×か」「いいか、悪いか」という単純な論点だけに終始するならば、それはスピリチュアル(霊的)な考え方ではありません。

ひとつひとつの物事も、多様な要素が複雑に作用して展開するものである、という事実を、理解したうえで、カルマの法則をあてはめて考えることが望ましいです。

どれほどに素晴らしい行為にも、少しくらいの我欲が含まれることもあると思いますし、偽善に見える行為でも、人の役に立つこともあります。

ひとつの行動の中に、良いことの比率が高いか低いかは考えられるとしても、はっきりとした二分は・・・難しいですよね。どちらに当てはまるか、○か×か、で考えていては、「スピリチュアリズム」を正しく理解するのは難しくなりますし、実際の日常生活も、とらわれすぎて狭苦しいものになってしまいます;。

世の中には、「良いだけ」のことも「悪いだけ」のことも、めったにない、ほとんどの出来事は、そのどちらも備えています。カルマの解釈の仕方も、同様です。

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