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2009年6月17日 (水)

自分のお子さんを愛せない場合。

「自分が産んだ子は、無条件にかわいいもの」・・・と誰もが感じるように、一般的に思われていますが、実際には、そう思えない方というお母様もいらっしゃいます。

数人いるお子さんたちを、同じように愛せず、上の子だけがかわいいとか、息子とは気が合うが娘とは気が合わない、という場合などもあるようです。

そのようにおっしゃるお母様たちも、子供さんが嫌いなわけでなく・・・、しかし、世間一般にイメージされるような、「無条件の母性愛」を持ってお子さんに接することができない、と。

元々の性格上、子供さんを含め、血縁というものに、とてもクールな感性をお持ちでいらっしゃる方もいますし、ご自分の幼少期にご両親と感情的な葛藤があり、そのことがトラウマとなって、お子さんとの接し方が(精神的な部分も含めて)分からないという方もいます。

母親にとって、同性の娘とは、自分の分身のようなもので・・・、自己否定の気持ちが投影されて、かわいがれない場合もあるようです。自分の欠点を見せられているような気持ちになるのでしょうね。

また、自分が幼少期に、親との関係に問題を抱えていた方は、嫉妬心から冷たく接してしまうこともあります。自分が子供をかわいがると、その子だけが(母親から愛情をもらうことで)得をして、自分が(親に大事にされなかったのに、子供に愛を注ぐと)損をするような気持ちになってしまうみたいです。

ですから、母親となった全員が、子供さんに対して「同じような、感覚」で、愛情を持つようになるとは限りませんから、お子さんに対してクールになってしまうご自分のことを、あまり責めなくてもよいと思います。

ただ、ご自分の感情とは別の観点で、「母親としての愛情」は、不足のないようにお子さんに注がなければならないと思うのです。様々な事情から、お子さんを愛せないと感じてしまう場合でも、果たさなければならない、一種の義務のようなものだと思います。

「子供に深い愛情を持てない」というのは、個人的な感情ですよね。子育てとは、個人的な感情を超えたところにある、「無条件の愛」を持って、取り組む、大きな意義のある、「お役目」だと思います。

そうやって、徹していくことで、感情も変化していくかもしれません。年月がたって、子供が成長し、「大人同士」になったときに、今とは別の形で分かりあえることもあるでしょう。

少々長い目をもって、「その日」を楽しみに、今を乗り越えていくのも一つの考え方だと思います。

また、カウンセリングを受けたり、ご自分で幼少期からの経験を分析して、「なぜ、そう感じるのか」という理由を見つけて、納得することもよいでしょう。

その原因となることが判明しても・・・、次の瞬間に、子供に対するわだかまりが解氷して、愛が満ち溢れてくる…とは限らず、そうはならないケースのほうが多いかもしれません。理解や納得と、感情とは、また別の部分もありますから。けれど、納得ができることの意義は大きいので、そこから、少しずつ、良い方向に変わっていけることも多いものです。

どちらにしても、自分を責めすぎることは、ありません。ご自分の人生の中で、うまくいかないこと、スムーズに運ばないことこそが、あなたが今回の人生で決めてきた「たましいの課題」なのです。最初から、「母親」になれる人は、いません。誰もが、悩み苦しみ・・・、実際の経験から、「母親になっていく」、のではないでしょうか。

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